- 信用商売
- 【経済】
- 最近、電子マネーというものが少しずつ普及してきている。クレジットカードが使えるコンビニだって珍しくない。このまま進むとどうなるのだろう。 そもそも通貨というものは、それ自体には何の価値もない。かつて、通貨はその価値の源を金としていた。つまり、通貨と金が等価で交換できた時代があった。しかし、現在の通貨は、あくまでその発行元である政府・国家に対する信用の下に成り立つ、ただの紙切れである。 翻って見ると、クレジットカードはその持ち主である個人の経済力と、クレジットカード会社の信用の下に成り立つものである。あくまで通貨を媒介としているが、その商取引には直接通貨は関わらない。 これを敷衍すると、通貨が全く関わらない形で経済を成立させることもできるのではないか。信用ある会社が通貨の発行元と変わらない力を発揮する。果たしてそんな日が来るのか… さあね?
2006年の政治・経済に関する思索/批評のページ
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