2005年の科学に関する思索/批評のページ
2005年の科学に関連する記事を掲載しています。
- お役立ち
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世の中には便利なツールが結構あるものです。しかもフリーで。太っ腹ですなあ。
みなさん、ファイルを共有しているうちに、一体どこをいじられたのか分からなくなったことはありませんか?きちんとバージョン管理をしていたり、詳細なコメント文をつけてくれる人ならば良いのですが、忙しいとなかなか大変ですよね。
そんな時役に立つのが今日紹介する商品。その名もDF。UNIXのDIFFというコマンドのWINDOWS版です。このツール、なんと2つのファイルの変更点を並列して表示してくれるのです。しかも、こんな便利な道具がタダ。信じられません。
使い方は至ってシンプル。比べたい2つのテキストファイルを順に指定するだけで、どちらのどこが増えて、どこが減ったのかを色つきで表示してくれるのです。このチャンス、逃すわけには行きません。
興味をもたれた方は、今すぐ!…Googleで検索をかけてください…
- かえってこいよ
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はやぶさー。無事に帰って来いよー。待ってるからなー。
- かっこいいな
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はやぶさは、無事にイトカワの岩石を採取できたようですね。かっこいいなあ。
こういう話を聞くと、何で宇宙工学系の勉強をしなかったのかなーって思う。ボクのやってきたことなんで…という感覚。
しかし、地道にめげずに進んできた人が最後に評価されるということですかね。それはそれで良いことです。素直にその成功を喜びましょ。はやぶさに、また会う日まで。
- がんばれ!はやぶさ
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はやぶさ:小惑星イトカワに降下中トラブルの可能性
無事に帰って来て欲しいものです。でも、僕の名前が刻まれたプレートは無事つけたみたいで良かったー。
- 秋雨は美味しいの?
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最近、雨が続きます。秋の長雨とは言うけれど。
梅雨の雨と秋の雨は実は起源が同じだということを知ったのは、学部2年くらいの教養の講義のときでした。確か地理学入門。
極付近と赤道付近では気温が大きく異なることは周知の事実であるけれども、もしそれぞれに照らしている太陽の熱が地球上を循環していなければ、極付近はもっと寒いし、赤道付近はもっと暑いだろう。しかし、何の力も働かなければ、熱は拡散して平衡状態に近づくはずであるから、冷たい空気は赤道方向に、暖かい空気は極方向に動くだろう。
しかし、実際には地球が自転しているために、コリオリ力というものが働く。これは緯度方向に沿った回転を生み出す力であり、赤道付近では小さく極付近では大きいという性質がある。これらの結果として、緯度に沿った温度差のある空気の層ができるらしい。
この空気の境目は、暖かい空気と詰めたい空気がぶつかるところなので雨が降りやすい。これが梅雨前線や秋雨前線と呼ばれるものらしい。これが通り過ぎることによって、暖かくなったり寒くなったりするのだ。
でも、その講義を受けなければ、おそらく一生こんなことは知らなかった可能性もあるわけで。そう思うと、けっこう恐ろしい。縁はめぐり合わせってやつですかね。
※今回の話題について詳しいことを知りたい人は、ググってみてね。
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