ジム・オニール作品の書評/レビュー

次なる経済大国

世界経済は成長を続けるという願望
評価:☆☆☆★★
 そもそも投資銀行家が中立的な視点で経済を論ずることが出来るのだろうか?彼らの富の源泉は、市場から資金調達を行い、それを別の市場に投下することでサヤを抜くことのはず。つまり、魅力あふれる市場を紹介し続けなければ、商売あがったりになってしまうわけだ。ゆえに、市場は低迷する、将来性がないなどの予測は、彼らの存在意義に矛盾してしまう。

 そんな前提の下、BRICsの提唱者が、かの国に続く魅力あふれる市場を紹介しているのが本書だ。インドネシア、韓国、メキシコ、トルコがその市場で、BRICs諸国と共にこれからの世界経済をリードしていくらしい。
 個人的には、世界経済は発展を続けてくれた方が好ましいので、願望を込めてそうなれば良いなあと思った。

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