ジョージ・ソロス作品の書評/レビュー
混乱の本質 叛逆するリアル 民主主義・移民・宗教・債務危機
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「Project Syndicate」の論説を抜粋し翻訳した本だ。2012年の予測なので内容的には過ぎ去ったものではあるが、当代一流の論客たちが、現在の状況についてどう考えているのかが示されており、刺激的な内容となっている。
もっとも、一部は単なる宣伝のような気がしなくもないが…。
ジョージ・ソロス「危機を前に凍りつくヨーロッパ」
ジョセフ・E・スティグリッツ「根拠ある悲観論の時代がやってくる」
クリスティーヌ・ラガルド「途上国の人々を救うために、まず先進国経済を活性化させよう」
ジャン=クロード・トリシェ「未来のヨーロッパ」
エスター・ダイソン「政府を占拠せよ!」
ケマル・デルビシュ「アラブの春の経済的課題」
ピーター・サザーランド「約束の地の後に来るもの」
林毅夫「工業化の黄金時代再び」
ローラ・ダイソン「嵐に突入するアジア」
李肇星「二〇一二年に中国が欲すること」
ヴィシャーカ・N・デサイ「アジアの女性指導者も実力派の時代に」
ハビエル・ソラナ「強いEUを作るために」
アン=マリー・スローター「外交家オバマ」
ニーナ・L・クルシチェヴァ「皇帝プーチンの危うい復位」
ボブ・ダイヤモンド「銀行は、よき市民たりうるか?」
トニー・ブレア「宗教と信仰の重要性を直視しよう」
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