堀江貴文作品の書評/レビュー

徹底抗戦

当時思っていたこと、いま思うこと
評価:☆☆☆☆★
 ニッポン放送株の買収の発端から、逮捕・拘留、本人の視点から見た事件の全体像などが語られている。拘置所内の描写は、佐藤優「獄中記」の詳細さには敵わないかも知れないけれど、独自のユーモアと切迫感を併せた記述は、内部の辛さを伝えてくれる。
 ライブドア事件について批判した人達が事件前後にあまり知られていないどんな行動を取ったのか、本人が何を目的に行動し事件をどう捉えているかなどが、かなり正直に書かれていると思う。最後の30ページくらいは特に。

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