史記列伝 (5) (訳:小川環樹ほか)
- 恨みを隠して
- 評価:☆☆☆☆★
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史記列伝の第五巻。最終巻である本巻は、儒林列伝第六十一から太史公自序第七十までを掲載する。全文口語訳で原文は掲載していない。
遊侠列伝第六十四が個人的には好きです。一般人の歴史に果たす役割に注目している歴史書は貴重だと思います。意外だったのが太史公自序。もっと怨嗟のこもった文章だと思っていたのに、もっぱら父親のことしか書いてありません。父親を尊敬していたのでしょうね。
あっても読めないけれど、原文がないので減点1にしておきます。
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