バカとテストと召喚獣 (9)(井上堅二)の書評/レビュー


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バカとテストと召喚獣 (9)

遅れて参戦するヒーロー?
評価:☆☆☆☆☆
 姫路瑞希の奇襲でボーっとしてしまった吉井明久は、Cクラスとの試験召喚戦争に遅刻する。明久不在のFクラスは、妙に張り切って補充試験に臨む瑞希の活躍で、戦力不足を感じさせない戦闘を繰り広げる。
 そんな中、遅刻して参戦することになった明久は、Cクラスの代表、小山友香の影に、彼女に作戦を伝授する先輩たちの姿が見え隠れすることに気づく。そして、そのアドバイスは坂本雄二の先手を打つ結果となり、元々不利なFクラスは、勝利への道筋を見失っていく。

 期せずして別働隊となった明久は、Aクラスの上位4人組のサポートを受けながら、少しでも状況を有利にしようと動き出す。同じころ、雄二も全戦力を投入した突撃作戦を実行に移そうとしていた。だが、その作戦の要となる瑞希に、陰謀の魔の手が迫る!

 別行動の明久が、ふだんはあまり絡まない霧島翔子や工藤愛子、木下優子なんかとバカをやりつつ、最後はやっぱりヒーローとして決めてくれます。一方、島田美波なんかとの絡みは減ってしまったので、彼女の印象は少しうすめかも。
 また、新たなキャラクターが登場し、次の展開への期待を高めてくれる。

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