クロスワールド・アルケミカ
- 使い捨ての救世主
- 評価：☆☆★★★
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身体に痣が現れ昏睡するという奇病にかかった妹を持つ御厨たくとは、父親の手記からジオ・グラムという存在が奇病に関わっていることを知る。 そんな時、とあるテロ事件の現場でその言葉を耳にしたたくとは、その現場に乗り込み、ルゥナール・ア・ゼラ・ハウローンという少女と出会う。彼女は異世界ゼラ・ハイヴからやってきていた。
ゼラ・ハイヴから流入したジオ・グラムが奇病の原因だと知ったたくとは、それを排除するために、事態を引き起こしている人物の調査に協力することにする。ところが、ジオ・グラムを利用しようとする錬金術師の集団を主導する六条と、その組織に加入するクラスメイトの雪城莉緒と出会うことで、たくともその組織に加入することになってしまうのだった。
第9回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。
