榎木津無代の書評/レビュー
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ご主人さん&メイドさま (2) 父さん母さん、ロボットメイドはしまぱんです
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五秋家に誤って届けられたロボメイドに餌付けしていたら、製作者の変態が出てきてさあ大変、というお話。記号が多用されていたり、意味のない文字が羅列されていたりで、読むのに疲れた。途中、何度投げ出そうと思ったことか。
1巻は、まだ軸となるストーリーがあったので何とか最後まで読めたが、今回は二番煎じと言おうか繰り返しと言おうか、特に山場もなく、落ちもなく、意味もない感じだった。それなのに、やたらと分量が多いのが辛すぎる。
一応、裏設定とかがありそうな雰囲気を出そうとはしているので、そういうのをさっさと出して、まとめちゃった方がよいと思う。次も出る予定は立っているようだし。
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります
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幼少の頃からメイドオタクとしての王道を歩んできた五秋陣がいつものようにメイド喫茶経由で帰宅すると、家の中には金髪美少女メイドさまがいた。彼のことをご主人と呼ぶ彼女に、思春期にふさわしき妄想にふける五秋陣だが、そこには誤算がいくつかあった。
最大の誤算は、メイドさまの方がヒエラルキーの遥か上位に君臨すること。あれやこれやをしてもらおうと思った五秋陣だが、彼の方がメイドさまに尽くすことになる。
そして、次から次と襲撃してくるメイドたちの存在。なぜ彼女達は襲ってくるのか?そしてなぜ、五秋陣の元にメイドさまは来たのか?
変な世界のメイドさまラブコメディ。全てをイラストにしたら、肌色の絵の具が一番先になくなることだろう。
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