アクセル・ワールド (7) 災禍の鎧(川原礫)の書評/レビュー


 アクセル・ワールド (7) 災禍の鎧(川原礫)の書評/レビューを掲載しています。

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アクセル・ワールド (7) 災禍の鎧

ずっと潜んでいた破局の種
評価:☆☆☆☆★
 帝城の四神の一柱、スザクに囚われたアーダー・メイデンを救出し、シルバー・クロウに寄生した災禍の鎧を浄化する作戦は半ば失敗し、アーダー・メイデンとシルバー・クロウは帝城の中に閉じ込められてしまう。
 そこでシルバー・クロウは、災禍の鎧の来歴に込められた悲しい物語と、そして、誰も入ったことがないはずの帝城に隠されている秘密を知る。

 ひとまずバースト・リンクを切断して、戻ってきた現実世界では、ISSキットの蔓延が引き金となり、レギオンの一部で、シルバー・クロウに対するPKが計画されていた。しかし、その情報をハルユキがタクムに打ち明けたことにより、新たな事件の幕が開けることになる。

 6巻もこれからということで引きがはいったが、今回もバトルシーンの最中で8巻に続く展開となってしまった。
 一見平穏に見えた日常に、3年前からずっと潜んでいた破局の種。それが、負の心意というきっかけによって、一気に芽吹いてしまう。ハルユキは決定的な破局を食い止めることができるのか、あるいは…。

 黒雪姫のイラストの視点が何かエロい。

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