ソードアート・オンライン (11) アリシゼーション・ターニング(川原礫)の書評/レビュー


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ソードアート・オンライン (11) アリシゼーション・ターニング

封印の外側
評価:☆☆☆☆☆
 死銃事件の逃亡犯ジョニー・ブラックこと金本敦に襲撃され昏睡状態に陥った桐ヶ谷和人が運び込まれたのは、菊岡誠二郎や比嘉タケルが生み出したラースの拠点だった。茅場晶彦の恋人だった神代凛子の導きで辿り着いた結城明日奈は、ようやく桐ヶ谷和人に再会する。
 そのキリトの魂は、アンダーワールドという、人工フラクトライト、つまり人間の魂の原型たちが暮す仮想世界で、整合騎士を目指し、ノーランガルス帝立修剣学院の上級修剣士となっていた。

 ユージオはティーゼ・シュトリーネンを、キリトはロイエ・アラベルを傍付き錬士とし修練に励むのだが、主席上級修剣士であるライオス・アンティノスと次席上級修剣士であるウンベール・ジーゼックは、庶民であるユージオやキリトを敵視し、姦計を巡らしてくる。
 そしてそれが頂点に達したとき、ユージオの前に、アリス・ツーベルクの面影を持つ公理教会整合騎士アリス・シンセシス・サーティが現れる。

 またもや思いっきり次巻へ続くとなっていますが、舞台は学園生活からアンダーワルドの中心であるセントラル・カセドラルへと移っていく。そこには菊岡たちも知らないかも知れない、アンダーワールド側から見た創世記が隠されていた。
 外の世界であるアスナ側でもきな臭い感じがしてきているし、もうひともめふたもめありそうだ。

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