終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? (3)
- 置き換わっていく人格
- 評価:☆☆☆★★
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妖精兵のノフト・ケー・デスペラティオとラーントルク・イツリ・ヒストリアは、船団護衛の最中、獣の攻撃を受け、地上に不時着してしまう。その救出に赴くことになった主人公たちは、現在の世界をもたらした原因を知ることになる。
そして、ヒロインの記憶が過去生に捕らわれ始める。
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? (2)
- 500年ぶりの再会
- 評価:☆☆☆★★
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クトリ・ノタ・セニオリス、ネフレン・ルク・インサニア、アイセア・マイゼ・ヴァルガリスを戦場に送り出したヴィレムは、半月過ぎても未だ帰ってこない彼女たちを心配していた。
そんな不安の中で、幼い妖精のティアットが、妖精兵としての適性検査へと向かうことになり、彼は彼女を連れて11番浮遊島へ向かう。そしてそこで彼は、大賢者を名乗る人物と、彼が匿う存在に再開することになるのだった。
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?
- 滅亡後の抵抗
- 評価:☆☆☆★★
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世界を賛光教会認定敵性星神(ヴィジトルス)「エルク・ハルクステン」から守るため、正規勇者と共に最後の決戦に赴き、最後の一人となって戦った準勇者ヴィレムは、その身に呪いを受けながら、何とか倒すことには成功する。しかし、残った獣によって世界は蹂躙され、人類は滅亡した。
数百年の時が流れ、世界には人間以外の知的生命体があふれている。そしてそれを脅かす獣の姿もあった。借金を抱える青年ヴィレムは、金払いは良いが危険な仕事として、獣と戦う兵器の管理を行う第二位呪器技官の地位を請け負う。そんな彼が見た兵器とは、15歳未満の黄金妖精族(レプラカーン)の少女たちだった。
かつて勇者が使った聖剣(カリヨン)を、単なる暴走する爆弾として使って獣を倒す妖精兵たち。当然、彼女たちは死んでしまう。彼が扱うことになったクトリ・ノタ・セニオリス、ネフレン・ルク・インサニア、アイセア・マイゼ・ヴァルガリスのうち、次に死ぬのはクトリだ。
死を受け入れるクトリに対し、ヴィレムの出す答えとは?