さがら総作品の書評/レビュー

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? (2)

評価:☆☆☆★★

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? (1)

評価:☆☆☆★★

変態王子と笑わない猫。 (12)

評価:☆☆☆★★

変態王子と笑わない猫。 (11)

評価:☆☆☆★★


そんな世界は壊してしまえ (2) ‐クオリディア・コード‐(Speakeasy)

評価:☆☆☆★★


そんな世界は壊してしまえ ‐クオリディア・コード‐(Speakeasy)

正論と楽天
評価:☆☆☆★★
 正体不明の敵アンノウンに追い詰められた人類は、子供たちを冷凍睡眠で平和が訪れるまで眠らせようとした。またしても突如、アンノウンの出現率が下がり、冷凍睡眠から目覚めた子供たちは、睡眠中に見ていた夢の中の世界の力を顕現できるようになっていた。
 東京、神奈川、千葉の湾岸防衛都市を最前線とし、埼玉に管理局を置く体制が構築され、才能ある少年少女は湾岸防衛都市の学園でその力をふるっていた。

 湾岸防衛都市東京の学園に所属する朱雀壱弥は、学園都市次席の鷹匠詩の指示により、鵜飼つぐみと共に戦闘職の内、パフォーマンスが落ちている学生の指導に取り組むことになる。そんな時に出会ったのが、幼い頃の知り合いにそっくりな宇多良カナリアだった。

変態王子と笑わない猫。 (10)

本当の戦いは次巻
評価:☆☆☆☆★
 時間ループの果てにやってきた10年前の世界で、変態さんは小学生ボディでロリータたちに変態行為をかましまくる。それどころか、ブレーキ役のはずの月子まで、幼児の精神状態になって暴走してしまうのだ。
 果たして彼らが10年前に来た意味は、小豆と舞を再会させたこと以外に、あるのか?本当の戦いは次巻だ。

さびしがりやのロリフェラトゥ

好意の行為
評価:☆☆☆★★
 高校二年生の常盤桃香は、ラノベ作家としてのデビュー作である「ヘンテコ王子とナントカ姫」の続編がかけないまま、ついに編集からも見放されてしまった。そんな時、学校で噂となっていた吸血鬼のシギショアラと出会う。
 一方、浮世離れした高校生の能ヶ谷風吹にかまう、一見すると不良少女に見える真光寺結は、意味不明の言動をする少女を拾い、ポチと名付ける。

 それぞれの行為の結果、生まれる状況とは?

クズと金貨のクオリディア(渡航)

最後まで読んでもよく分からない
評価:☆☆☆☆★
 ひそかに同級生たちに金を貸し暴利を要求している美少女の千種夜羽は、最近、行方が分からなくなった債務者を探すため、偶然知り合った先輩の久佐丘晴磨を使うことを思いつく。
 異常な千種夜羽から早く逃れるため、おとなしく協力する久佐丘晴磨だったが、調査は都市伝説「ランダム十字路」―真夜中、突き当たったT字路で誤った道を選ぶと、二度と帰ってこられない、に行きついてしまう。彼らの進む道は正しいのか、誤っているのか。

 最後まで読んでも全容がよく分からない終わり方をしている。果たしてこれは妄想か、現実なのか。少年と少女の視点で物語がつづられる。解釈のずれが面白い。

変態王子と笑わない猫。 (9)

月子ループ
評価:☆☆☆☆★
 筒隠つくしの大学受験の日が近づいてきた。横寺陽人、筒隠月子、小豆梓、舞牧麻衣と共に、息抜きにスケートに行く。
 そんな横寺の前に、エミことエマヌエーラ・ポルラローラの父親の姿をした猫神が現れ予言をする。鋼鉄さんがもうすぐ死んでしまう、と。それを回避するために、猫神は横寺に選択を迫るのだった。

変態王子と笑わない猫。 (8)

変態から英雄へ
評価:☆☆☆☆☆
 筒隠月子と小豆梓の間ではひそかに協定が結ばれ、一日おきに横寺陽人を独占することになり、表面上は平穏が訪れた。しかし、三年生が引退した部活は権力構造が変わり、新たな勢力争いが起きるようになっていた。
 陸上部の部長に就任した舞牧麻衣だったが、鋼鉄の王こと筒隠つくしほどの権力を発揮することができず、グラウンドの占有権を巡って野球部といざこざが発生していた。それを一時は見過ごす横寺陽人だったが、彼の前に猫神が現れ、誰かを助けるヒーローになりたい、という彼の内なる願いを勝手にかなえてしまう。

 こうしてヒーローとなった横寺陽人は、自分の幸せを無視して全体の最大幸福を求めて活動する。あらゆる争いごとに首を突っ込んでは解決し、受験に悩むつくしにプロポーズをして、あらゆる人のヒーローになっていく。だがそれは彼自身の望みを失わせる結果にもつながっていくのだった。

変態王子と笑わない猫。 (7)

少女たちの哲学
評価:☆☆☆☆☆
 筒隠月子をかばった横寺陽人は、修学旅行の一件で社会奉仕活動を課せられていた。その監視に当たるのは、陸上部副部長の舞牧麻衣だ。
 自分の評判が悪くなり、普通の高校生としての活動が制限されていくのとは別に、横寺陽人には悩みがあった。それは、筒隠月子の暴力的性質が鳴りを潜め、恋愛ものの文学作品を読み漁るようになっていることだ。自然、横寺陽人との接触も控えるようになっている。

 一方で小豆梓は、自宅のクリスマスパーティーに横寺陽人を招待し、両親に紹介するというイベントを着実に進めていた。
 そしてお正月、筒隠つくしに誘われて初詣にやってきた横寺陽人は、久しぶりに筒隠月子と顔を合わせる。エミことエマヌエーラ・ポルラローラとの新年初顔合わせも済ませ、問題の解決は近いと思われたのだが、神社で小豆梓と鉢合わせしてしまう。しかしそれから起きることは、ちょっと想像とは違っていて…。

 マイマイに対するほんわかさまのセクハラぶりがすごい。そして横寺陽人による猫神さまの快楽堕としもすごい。こうしてマイマイは何かに目覚めてしまうんですね。

変態王子と笑わない猫。 (6)

正論の暴虐
評価:☆☆☆☆☆
 筒隠ツカサとの記憶を思い出したことで、横寺陽人は、筒隠月子も、小豆梓も、筒隠つくしも、エミことエマヌエーラ・ポルラローラも、誰も悲しませない結末を求めることを決意した。
 そんな中で行われる、善光寺参りの修学旅行。筒隠つくしは受験勉強に見せかけて筒隠奨棋なる月子無双のボードゲームを生み出し、筒隠月子は学年が違うために修学旅行に行けないことを拗ねていた。

 べったりとくっつく小豆梓とペアを組んだ横寺陽人は、旅行委員のポン太に依頼し、班決めの班員を斡旋してもらう。その班員とは、不倶戴天の陸上部副部長の舞牧麻衣と水泳部の新部長だった。
 そうして出かけた修学旅行は、猫神の出張や魔王降臨により、一方で姦しく、他方で貞操の危機が訪れるイベントとなる。そしてそれは、一番を自称する少女を消沈させる結果を招くのだった。

 副部長の名前がようやく明かされる。名前が出た時は詳しく描かれる時。入れ替わりでピンチに陥るのは大抵少女の身柄なのが相場だが、今回は横寺の評判がさらに下がり、新たな性癖に目覚めてしまいそうになる。
 魔王様となった月子の猛ラッシュによる一方的展開となるかと思いきや、天然の返しでカウンターが決まり、少女同士の対決は小豆梓の圧勝。今回のメインヒロインである舞牧麻衣は、入れ替わりで横寺になっていた分、いまひとつキャラクターが確定せず、トランクス集めの変態設定も単なる設定にしか過ぎなかった気がする。

変態王子と笑わない猫。 (5)

過去に起因する現在、後悔が導く可能性
評価:☆☆☆☆☆
 いくら鈍感なラブコメ主人公でも気づくほど、小豆梓は横寺陽人への行為を丸出しにして積極攻勢を仕掛けてきた。目の前のことを大切にしていくしかないと思っている陽人は、小豆を突き放して悲しませるようなことは出来ない。しかしそれは当然、筒隠月子を放置する結果になる。
 それでも月子は、小豆よりも昔から陽人との関係があるという過去のアドバンテージを頼りに我慢していたけれど、それよりもずっと付き合いが古いエミことエマヌエーラ・ポルラローラがいるという事実を陽人の部屋の日記で見せつけられたことで、気落ちをしてしまう。

 そんなとき、イタリアにいる父方の祖父母から、月子と筒隠つくしに、帰宅のための航空券が送られてくる。つくしは母親の筒隠ツカサとの思い出が残る家を離れることは出来ないと断るのだが、祖父母が言うには、彼女たちは子どもの頃はイタリアで暮らしており、母親と暮らした期間はほとんどないらしい。彼女たちと祖父母の間にある記憶の齟齬…。
 過去に戻ればその真偽も、陽人との間に幼少時の思い出もあるかも知れない。そう思う月子の前に、うさぎの弥次さんに入った笑わない猫が現れる。

 一言で言えば、ラブコメ要素に理由付けをするファンタジー展開だ。いくら何でも陽人の記憶力は悪すぎないか?という疑問や、何故に鋼鉄の王はあれほど勉強をしないのか?という謎が解き明かされる。はじめはいつものラブコメ経由のファンタジー展開という一方通行かと思いきや、フィードバックがあることが予想外で面白かった。
 過去を知り、それ故に選んだ未来の道な訳だけれども、どれかを選べばどれかは手放さなければならないのが、この手の問題な訳で、それぞれ盛り上がっている以上、簡単には解決しないよね…。

変態王子と笑わない猫。 (4)

しりとり短編集
評価:☆☆☆☆☆
 文章でしりとりをするごとくつながっていく短編集。シリーズのヒロインたちが一章ずつもらい、それぞれの前日談や後日談を語っていく。ネットで公開されていた第0話も改稿の上で収録されている。
 前日談での横寺陽人は無自覚にヒロインたちをたらしこんで行くけれど、後日談での彼は少しは自覚的に行動している部分に成長が見られる、と言っていいのか?変態度はよりマニアックになっている気もするが…。

「月光ロストワールド」
 筒隠月子、小豆梓との前日談。一年前、鋼鉄の王こと筒隠つくしの圧制から逃れるため、保育園の生垣に頭を突っ込んだ横寺陽人は、まあるいひざ小僧がきれいな、鬼の面の少女と出会う。幼く感情表現が豊かだという彼女は、園児になめられないため、表情を隠していたのだ。
 でも、鬼の面は悪目立ち過ぎる。別のお面を選ぶ手伝いをする約束をした陽人だったが、その日、学校の前でうずくまっている美少女を助けてしまい、約束を破る結果になってしまう。
 ウェブで公開されていた第0話の改訂版。少なくとも公開時は、挿入シーンなんてなかったよ!いろいろとえろいよ。

「沖縄ハッピーエンド」
 2巻前半のB-sideストーリー。沖縄にモリイ・モリヤのギャルと共に沖縄へと行った小豆梓は怒っていた。すっぽかした横寺陽人をずっと待っていたものの、とりあえずふたりと沖縄を満喫することにする。
 そしてガールズトークの開始!彼氏が3人もいるというモリヤが小豆梓に横寺との関係をツッコむのだが、その回答に実は純情なモリイがちょっと嫉妬する。
 モリイよ、きみはきっとあなるになれるよ。いつかじんたんが現れるさ。

「教会シンドバッド」
 エマヌエーラ・ポルラローラ、愛称エミとの前日談。うさぎの弥次さんを探して教会に迷い込んだ陽人は、聖歌隊の練習に来て怒られている少女と出会う。やんちゃだけど実はやさしい彼女に、ぞうさん丸出しの写真をおさえられてしまった彼は、毎週土日は彼女と一緒に過ごすことになる。
 ここまで綿密に前日談を作られると、実は彼女がトゥルーヒロインなんじゃないかと思っちゃうかも。

「陸上ダイヤモンド」
 3巻の後日談。鋼鉄の王こと筒隠つくしに呼び出された横寺陽人は、彼を変態呼ばわりして毛嫌いしているように見える副部長との仲直りを強制される。そしてそのために、鋼鉄の王は“陸上部だいやもんど”の発動を宣言するのだった。
 そしてはじまるのはお手製の王様ゲーム風すごろく。つくしが月子といちゃいちゃするために作ったので、当然、そういう要素が多め。鋼鉄の王の信者である副部長は、ためらいもなくそれに従います。
 変態変態といいながら、いつの間にか積極的に許容する副部長が怖い…。そして鋼鉄の王のお姫様抱っこがかわいい。

「幻想メリーゴーランド」
 3巻の後日談。小豆梓と電話のやりとりをするようになった横寺陽人だったが、小豆梓は一言話せばまんぞく。でも何となく落ち着かない彼は、彼女が暇だという休みの日に遊びに誘う。それは修羅場発動への序曲だった。
 実はやる気マンマンでカップルチケットを買っちゃう小豆梓。そこで、部活の一環で来ていた筒隠月子と遭遇!すわ、修羅場かと思いきや、小豆梓はむしろ筒隠月子に譲るような気遣いを見せる。その自信の裏づけには…。
 月子と梓の真剣勝負が始まる予感を感じさせるぜ!

変態王子と笑わない猫。 (3)

思い出して、おにいちゃん!
評価:☆☆☆☆☆
 鋼鉄の王こと筒隠つくしには双子の弟がいると誤解されたままだったり、小豆梓には衝撃的なシーンを見られてしまい距離を置かれていたり、いろいろ大変な変態王子の横寺陽人。でも、筒隠月子と一緒に通学するようになったり、良いこともあった。そんな通学路で、陽人をおにいちゃんと呼ぶ少女、エマヌエーラ・ポルラローラ、愛称エミに遭遇してしまう。
 その場の流れ上、エミを高校見学に連れていくことになった陽人だったが、何故かそのときから構内の様子が一変!陽人は王子さまと呼ばれるようになるし、何より制服がスクール水着になってしまったのだ!

 誰も疑問に思わず生活する中、ただひとり、梓だけがその違和感を指摘してくる。その結果、おかしさに気付いた陽人は、猫神の願いをキャンセルするため、笑わない猫像に祈りをささげた人物を探すことになるのだった。

 鋼鉄の王の横寺に対する誤解は留まることを知らず、何故か彼女はとてもかわいらしくなったりするし、猫像の力により学校は横寺のパラダイスと化しているわけだが、月子はあまりかかわって来なくなるし、なにより梓との距離感がおかしくなってしまっているのが横寺には気に入らない。
 最後はまた人間関係を複雑にしてくれちゃうし、第0話のエピソードとのつながりもかなり大きくなってきた。

 エミは今後の成長に期待するとして、月子、梓、つくしに加え、副部長も伏兵として登場し、それぞれのキャラのかわいさが際立っていると思う。

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変態王子と笑わない猫。 (2)

鋼鉄の王のもうひとつの姿
評価:☆☆☆☆☆
 変態王子であることが学校中に知れ渡ってしまった横寺陽人は、そこそこ虐げられつつも、筒隠月子と笑わない猫の呪いを解くためにお出かけしたり、小豆梓と沖縄旅行の話をしたりして、夏休みの日々を送っていた。
 ところがある日、旅行に出かけて誰もいない自宅に帰ってみると、朝まではあったはずの自宅が更地になってしまっていた。ひとまずの宿泊先を求めて小豆梓に電話してみると、友達との沖縄旅行をアレンジしてあげて感謝されても良いはずなのに半着信拒否状態だったので、結局は月子に頼ることになる。
 もっとも、彼女の家には鋼鉄の王こと筒隠つくしがいることを忘れていたので、また架空の双子の弟になりすましてやり過ごしたり、やはりお約束のイベントに遭遇したりしているうちに迷い込んだ土蔵の中で、笑わない猫のモデルとなった猫神と出会ってしまう。それが今回の事件の元凶だった。

 表紙になっているのに小豆梓はかわいそうに沖縄でほとんど放置プレイ。そしてヒロインであるはずの月子を差し置いて、実はつくしがヒロインだったんじゃないかと思うほどの活躍を見せる。
 部活で見せる鋼鉄の王としての姿ではなく、両親に先立たれ姉妹二人だけ残された家族の姉としての姿が前面に押し出されていると思う。2巻のラストで発生したイベントが3巻以降でどの様な混迷を生み出していくのかが楽しみだ。

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変態王子と笑わない猫。

ぶつかり合うことでしか本当の心は探れない
評価:☆☆☆☆☆
 横寺陽人は人よりも少しだけ煩悩の多い高校二年生。何せ陸上部に入部した理由も、競泳水着を除けるスポットに近い場所で練習をしているから、というくらいだ。だからそのためには努力を惜しまない。早く休憩するために誰よりも早く走れるように練習をしていたら、鋼鉄の王と称される陸上部長(女性)から、次期部長に任命されてしまった。
 横寺の人生はいつもそう。欲望に基づいて行動しているだけなのに、何故か誰かの役に立っていて称賛されてしまう。それもこれも、横寺が他人の言葉を否定して自分の意見を言えないからだ。そんな自分を変えたくて、友人のポン太から聞いた笑わない猫像にお願いしに行くことにした。

 ポン太曰く、笑わない猫像はお供え物をしてお願いすることで、自分のいらないものを、必要とする誰かに渡してくれるという。夜遅くにお供えの抱き枕を持って出かけたところ、その場にいた少女、筒隠月子とぶつかってしまう。
 深夜の暗がりで抱き枕を抱えた男に恐怖を抱かない女性はいないだろう。散々怖がられ泣き叫ばれたあげく、ようやく事情を説明することが出来た横寺は、月子と一緒にお願いをすることにする。横寺は嘘やごまかしをしない様に、月子は本音を隠して感情を抑えられる様に。だがその結果として、横寺は本音ダダ漏れの変態王子に、月子は感情表現が出来ない様になってしまったのだ。状況を元通りにするため、二人の協力関係が始まる!

 タイトルにインパクトがあるのだけれど、後半に行くほど結構真面目な人間関係に関するストーリーになっていく。他人を信じて裏切られてしまった子。好かれたい人に遠ざけられてしまった人。自分の本音が何なのかよく分からない人。表面的なことで留まりたくないならば、言葉を尽くしてぶつかり合うしかない。
 この作品の大きな魅力は、キャラクターの可愛らしさにある様な気がする。イラストがそれを助長しているのは確かだが、元々の文章におけるキャラの言動の表現が良いと思う。そしてそれが読者の望むものをおそらく外していない。
 きっとまだ続くので、この先のストーリーが楽しみです。

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