西塔鼎作品の書評/レビュー

かみさまドクター ―怪医イサナさんの症例報告―

評価:☆☆☆★★


ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち

戦争を防ぐ戦い
評価:☆☆☆★★
 大戦争を潜り抜け、薄氷の平和を二大国の狭間で謳歌する武装中立国スヴァイゼで料理人をするユーリは、とあるきっかけでスヴァイゼ元首イーリス・アステリア・スヴァイゼにスカウトされる。彼女はメイド兼戦車操手のアルニ、魔法騎士のバーゼル、魔術猟兵のフラン、狙撃手のヴィルヘルム、スパイのシンら、一騎当千の家臣を率い、この平和を脅かそうとする大国の策謀を打ち砕いていた。
 そんな彼女に見込まれたユーリは、初めは戦いに関わるのを嫌がるものの、彼女の真摯さに絆され、徐々に協力するようになっていく。そんな時、大国の一方、ヴィマール騎士連邦の属国エスタリヒ公国周辺で怪しい動きが確認される。

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