扉の魔術師の召喚契約<アドヴェント・ゲート> V その少年、壮烈につき
- 小さな巨人
- 評価：☆☆☆☆★
-
魔術師連盟本部へと呼び出されたロイとアヤメは、そこで当代のダンネンベルグであるミラー・エンセンスと初代ダンネンベルグと面会する。
時間を操る魔術を使う初代ダンネンベルグは、ロイの異世界召喚との複合魔法を生み出し、かつて自分の幼馴染レクリアと結婚して異世界に帰ったショウセイから、レクリアを奪って召喚することを計画していた。その協力を求められたロイは一度は断るものの、アヤメを人質に取られ、承諾してしまう。
はたしてその結末は？シリーズ最終巻。
扉の魔術師の召喚契約<アドヴェント・ゲート> IV アルゴの遺産
- 海賊といっしょ
- 評価：☆☆☆☆★
-
【傀儡の御手】ラルカ＝アルナスとの約束で、オルケニア帝国皇帝サヴロスの遺したアルゴの遺産を見つける手伝いをすることになった【扉の魔術師】ロイ・シュトラスと雛菊アヤメ、獣耳族のハンナ・アフラや生徒会長のカノン・リクーヌは、同じ宝を狙う真実の眼(オルト・クロイス)のディールと敵対し、ロイが捕縛されてしまう。
何とか脱出したロイと合流したアヤメたちは、遺産の手掛かりを求めて、海に詳しい海賊ラバーン一家を訪ねて港へと向かう。そこで一家の船長アルカナ・ラバーンとお付のマティアス・クレイジスに恩を売ったロイたちは、彼女の船に同乗し、霧深い謎の海域へと向かうのだった。
扉の魔術師の召喚契約(アドヴェント・ゲート)III-サヴロスの迷宮-
- 財宝を求めて冒険へ
- 評価：☆☆☆☆★
-
異世界から召喚した女子高校生の雛菊アヤメを元の世界に返すため、【扉の魔術師】ロイ・シュトラスは【アルス・マグナ】に参加し魔力を回復させようとしていた。
そんなとき、次の対戦相手である【傀儡の御手】ラルカ＝アルナスから自宅への招待状が届く。罠の可能性も疑いつつ、獣耳族のハンナ・アフラや生徒会長のカノン・リクーヌと共に彼女を訪ねたアヤメとロイは、ラルカの弟子のナタリ＝テンに迎えられる。
そこでロイ煮告げられたのは、ラルカからの協力依頼だった。元々彼女は戦いに興味があるわけではなく、一緒に探検に行ってくれる仲間の魔術師を探すために参加していたのだ。
オルケニア帝国皇帝サヴロスが残したアルゴの遺産を目にするため、迷宮探索への協力を条件に不戦敗を持ちかけてくるラルカに対し、ロイはその提案を受け入れる。しかし、同じくアルゴの遺産を狙う犯罪組織の真実の眼(オルト・クロイス)と敵対することになるのだった。
扉の魔術師の召喚契約<アドヴェント・ゲート>II-幻奏の歌姫-
- アヤメ無双
- 評価：☆☆☆☆★
-
日本の女子高生である雛菊アヤメは、【扉の魔術師】の称号を持つロイ・シュトラスによって、異世界にあるレイオード王国魔術師育成学院アストレースに召喚された。そのきっかけは、自分の本質を見つめてくれる女の子が欲しいという最低のものだったが、彼女を元の世界に戻す魔力を手に入れるために参加した、称号持ち魔術師同士のバトル大会である【アルス・マグナ】や、獣耳族ハンナ・アフラ、生徒会長カノン・リクーヌとの交わりの中で、アヤメ自身にもこの世界に対する興味がわいてきた。
しばらくこちらの世界にいることになったアヤメの生活物資を手に入れるため、遠くの街まで買い物に出かけたロイたちは、チンピラに絡まれていたファム・リラクスと知り合い、貴族に雇用されている魔術師のサアラ・フレンスと知り合う。そして、盗賊団の報奨金目当てに、盗賊退治に乗り出すことになるのだった。
今回もアヤメの無茶苦茶っぷリが目立つ展開。ロイも頑張っているんだろうけれど、ビジュアル的に見せ場が少なすぎる。
扉の魔術師の召喚契約<アドヴェント・ゲート> -その少女、最強につき-
- 最強女子高生、暴れる
- 評価：☆☆☆☆★
-
日本の女子高生である雛菊アヤメは、ある日突然、異世界に召還された。彼女を召還したのは、レイオード王国魔術師育成学院アストレースの学生にして、【扉の魔術師】の称号を持つロイ・シュトラスだ。
ロイ・シュトラスがアヤメを召還した理由は、自分自身を見てくれる彼女が欲しいから。あまりにも身勝手な理由に怒るアヤメは、ロイが吹き飛ぶほどのデコピンをお見舞いしてしまう。アヤメは女子高生だが、素手で魔法を掻き消し、モンスターを打ち倒せる人間だった。
怒れるアヤメを宥め、彼女を元の世界に還すための魔力を手に入れる方法を探すことにしたロイだったが、その課程で、獣耳族ハンナ・アフラや生徒会長カノン・リクーヌに、アヤメが異世界から来た人間であることを知られてしまう。しかし、彼女たちのサポートもあり、魔力を手っ取り早く手に入れる大会【アルス・マグナ】に参加することにする。
異世界召還された女子高生が既に最強というお話。おそらく、普通の世界は相当に生きづらかったことであろう。ツッコミで人が殺せるレベルなのだから。
