ご主人様は山猫姫 (7) 北域見習い英雄編(鷹見一幸)の書評/レビュー


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ご主人様は山猫姫 (7) 北域見習い英雄編

動乱の始まり
評価:☆☆☆☆☆
 延声の県令、犂山を仲間とし、延喜帝国の北域辺境を平定した泉野晴凛は、周囲の薦めにより、北域の独眼竜、北域王を名乗ることになる。
 しかし、帝国中枢を牛耳る近在官の苑山燕鳳の眼は北域には無かった。南域の街・承安で商人たちが月原弦斉を担ぎ上げ反乱を起こしたのだ。月原弦斉を朝敵として殺す大義名分を得た苑山燕鳳は、近衛連隊長の泉野聡凛を先鋒に、討伐軍を送り出す。

 帝国の眼が南に向き、一時の平穏を得た北域辺境では、晴凛の嫁ミーネと妻シャールの料理対決が行われたり、志願兵が集まってきたり、更なる展開への雌伏の時期が訪れたかに見えた。
 一方、南域でも、月原弦斉に才能を開花させられる、第二の晴凛となるような若者、面涼が登場したり、怪しい覆面の、鼻を膨らませる軍師くずれが登場したり、目が離せない。

 いよいよ、シムールのエオル王も動き出し、シムールと延喜帝国が大きく揺るぐ時代となってきた。

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