うちの居候が世界を掌握している! (16)
- 評価:☆☆☆☆★
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うちの居候が世界を掌握している! (15)
- 評価:☆☆☆☆★
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うちの居候が世界を掌握している! (14)
- 評価:☆☆☆☆★
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うちの居候が世界を掌握している! (13)
- 評価:☆☆☆☆★
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うちの居候が世界を掌握している! (12)
- ロボ姉妹の心を探る短編集
- 評価:☆☆☆☆★
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オリオンリュート社から脱走を図るルキア&リリアのロボット姉妹は、超有能な秘書であるルファの的確な追撃から逃れるため、笠取真哉の記録を調べて逃走のヒントを探ろうとするのだった。
うちの居候が世界を掌握している! (11)
- 連なる偶然
- 評価:☆☆☆☆★
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三学年合同の林間学校に向かった真哉、桃香、莉子、愛、小雪は、偶然、同じ班になる。そこに唯一の一年生として入ってきたのは、東海寺凛という、サバイバルが得意な少女だった。
みんなでカレーなどを作り、翌日はトレッキングに出かけたところ、偶然、発生した土砂崩れで遭難してしまい、偶然、新築されていた山小屋に避難して生活することになる。一方、オリオンリュート社では、偶然、真哉や小雪が遭難したタイミングで、通信衛星へのクラッキングが発生し、彼らに連絡が取れなくなるのだった。
うちの居候が世界を掌握している! (10)
- お泊り
- 評価:☆☆☆☆★
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連絡が取れなくなった愛の行方を追うため、久しぶりにドイツ本社へやってきた真哉は、役員たちから解任決議を突きつけられる。
改修中の自宅に行くこともできず、手持ちのお金がないためホテルにも泊まれない真哉を、ルファは自宅へと招待するのだった。
うちの居候が世界を掌握している! (9)
- 壮大な復讐
- 評価:☆☆☆☆★
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キルマンと共に白銀の歌姫イリーナがやってくる。彼女はかつて、人身売買組織に捕らわれていたところを笠取真哉たちに助けられ、現在は戸籍上、笠取真哉の妹になっていたのだ。そんな彼女は、最近、トラブルに見舞われ続けているという。あらゆる現場で彼女を狙うように事故が発生するというのだ。
時は文化祭。突如訪れた妹に動揺する飯山桃香、飯山莉子の二人と、母親の思い出の一件から笠取真哉によりなつくようになった飯山優希。
一方で、桐生愛との連絡が取れなくなり、オリオンリュート社を狙う何者かの行動もあからさまになっていく。そんな状況で、イリーナとシンヤが目論むこととは?
うちの居候が世界を掌握している! (8)
- 笠取真哉の世界
- 評価:☆☆☆☆★
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「プール掃除をしよう」
笠取真哉、飯山桃香、飯山莉子、飯山優希は学校のプール掃除をすることになった。
「マグロを獲ろう」
メイランに護衛される笠取真哉は、乗船していたタンカーを海賊に襲撃される。
「シンデレラになろう」
幼稚園の園児たちに見せる芝居の脚本を書く飯山莉子は、彼らに現実的なシンデレラを見せる。
「入社試験を受けよう」
オリオンリュートの入社試験に落ちたルファ・マルティーニは、とある少年に出会う。
「魔法少女になろう」
公園で男の子にいじめられていた女の子に魔法少女はいると励ました相田小雪は、自身が魔法少女に扮しなければならなくなる。
「ゾンビを倒そう」
退屈な飯山桃香を楽しませるため、笠取真哉は学校を舞台にゲームを開催する。
ヴァリアブル・アクセル (3)
- タイムリミット
- 評価:☆☆☆★★
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紫堂小夜の症状を抑える薬を手に入れるため父親の白峰藤二を探している白峰和久は、皆瀬川咲良と共に警備のために乗り込んだフェリーで、時雨美璃という女性に出会う。
乗船した政治家たちを護衛する警備員たちが乗り込んでいるため、警備は軽微で済むだろうと思うのもつかの間、その警備員たちがシージャックを起こし、各所で爆発が発生し始める。
休暇で乗船していた萩原柚結花と共に事態の収拾に乗り出す白峰和久たちだったが、紫堂小夜の薬が切れ始め、解決までの時間との戦いになってくる。果たしてシージャックの目的は?
うちの居候が世界を掌握している! (7)
- 記憶の中の面影
- 評価:☆☆☆☆★
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飯山工務店に居候しているオリオンリュート社長の笠取真哉は、飯山桃香、飯山莉子、飯山優希と共に、温泉旅行へ出かけることになった。飯山家の母方の実家が経営する旅館に宿泊するのだ。
しかしただで泊まれるわけではなく、手が足りないわずかの間、お手伝いもしなければならない。笠取真哉は、三姉妹の祖父に邪険にされるのだが、その能力で以て徐々に認められていく。
休暇を利用して遊びに来たという桐生愛も加わり、散々な騒動を繰り広げる面々だったが、この地は飯山家にとっては重要な場所だった。そして、いつも元気な優希は、自らの中にその重要な要素が欠けていることに悲しみを覚える。笠取真哉は、落ち込む末妹に元気を取り戻してもらうため、ある光景を見せるのだった。
うちの居候が世界を掌握している! (6)
- 乙女心が炸裂
- 評価:☆☆☆☆★
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笠取真哉が社長を務めるオリオンリュート社CEOキルマンの娘エルナが、父親の監視網をすり抜けて、日本へと家出してきた。
エルナをドイツへと帰すため、キルマンのアイデアで、日本に恋人がいる設定で演技をすることになった真哉は、本人の立候補により、飯山莉子を恋人役にする。
二人が恋人であることを疑うエルナを納得させるため、莉子プロデュースのデートを敢行することにしたのだが、その最中、いつものようにトラブルが発生してしまう。
別世界の少年に恋する少女の乙女心が炸裂するお話です。
ヴァリアブル・アクセル (2)
- ゲテモノ飲料が取り持つ縁
- 評価:☆☆☆★★
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紫堂小夜やその飼い犬の黒丸と共に、特殊剣警訓練校「紫練学園」に剣警士訓練生として入学した白峰和久は、本来の目的を果たすための行動の過程で、第九班班長の皆瀬川咲良と知り合い、彼女の班に所属することにした。
第三班班長の朝霧雫からの誘いを断りながら、学生としての生活を送る白峰和久は、素行が悪い第四班のメンバーとトラブルになってしまい、その際に萩原柚結花と知り合いになる。
運動の加速能力を持つ萩原柚結花から、第四班から持ちかけられた団体戦のコツを教わっていた白峰和久は、第四班が彼の父親の研究の産物を所持していることとを知るのだった。この糸は彼の目的につながるのか?
うちの居候が世界を掌握している! (5)
- 最高の攻撃は内部から
- 評価:☆☆☆☆☆
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母親の桜花瑠璃子からの連絡で、日本にいる祖父の許に向かったルファ・マルティーニは、その祖父、桜花藤十郎が、世界有数の企業グループである桜花のトップであることを知る。そして彼は、ルファを次のトップにすべく、後継者として桜花の家に来て欲しいという。
あまりの突然の話に驚いたルファは、荷物も置き去りにして逃げ出し、飯山工務店に居候しているオリオンリュート社長の笠取真哉を頼っていく。しかし、ルファのことを諦めていない祖父は、桜花の権力を利用してオリオンリュートに圧力をかけ、ルファを手に入れようとするのだった。
宣戦布告を受けた笠取真哉は、諜報部門の桐生愛や情報部門の相田小雪、護衛部門のメイランら優秀なスタッフの協力を仰ぎ、桜花グループからの攻撃を跳ね返し、逆に手痛いしっぺ返しをくれてやることにする。
一方、飯山家に居候することになったルファは、家事全般にも驚くほどの能力を見せ、飯山優希を喜ばせ、飯山桃香に存在意義を失わさせ、飯山莉子に警戒させる事になるのだった。
ヴァリアブル・アクセル
- 可能性の加速
- 評価:☆☆☆☆★
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コード保持者と呼ばれる、不完全性進化症候群を発症した人々による、能力を利用した犯罪数の増加に対抗するため設置された、特殊剣警訓練校「紫練学園」に剣警士訓練生として入学することになった白峰和久は、同じく入学する紫堂小夜の飼い犬の黒丸を捜索中、皆瀬川咲良の着替えを覗いてしまう。
剣警士訓練生第九班の班長だった咲良に逮捕されそうになるものの、そのタイミングで発生した爆破銀行襲撃事件の鎮圧を優先し、その現場で人質にされていた少女コレットを保護する。
隣家の紫堂家の道場で剣術を修めた白峰和久を巡り、第三班班長の朝霧雫とシャワー室で皆瀬川咲良ともめるものの、覗きの一件を盾に第九班に所属することになった白峰和久は、皆瀬川咲良があらゆる技能の基礎は修めているものの、一つも極めることが出来ていない、万能の最弱と呼ばれていることを知るのだった。
そんなおり、コード保持者を狙う連続事件が発生する。
うちの居候が世界を掌握している! (4)
- かみ合っていないのにかみ合っている
- 評価:☆☆☆☆★
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世界的企業オリオンリュートの創業者である中学生の笠取真哉にハニートラップを仕掛けるため、桐生愛と名乗る少女が転校してきた。同じクラスの飯山桃香は、真哉にベタベタしてくる桐生愛と角を突き合わせ、話を聞いた飯山莉子も桐生愛を牽制するために自宅に招く。
ところが、そんなモテモテの状況にあって、笠取真哉は少しも動じない。わずかな違和感の正体を明らかにするため、ルファ・マルティーニに調査を依頼する。
各国軍部に比べて飛びぬけた技術力を持つようになってしまったオリオンリュートには、その技術の秘密を明らかにすべく、様々な諜報活動が仕掛けられる。しかし、肝心の中核技術は真哉の頭の中にしかなく、必然的にヒューミントに重きが置かれることになるのだった。
相手が男ならば、当然有効なのはハニートラップということで、真哉と同年代の凄腕諜報少女が送り込まれるのだが、その辺りに鈍感な真哉にはイマイチ響かない。様々にアプローチを繰り返すうちに、桐生愛の方に変化が生じてくることになる。
そして真哉の正体を知らない桃香は、事態を単純に中学生の恋愛にしてしまい、あたふたと慌てふためくことになるわけだ。そのあたりの、かみ合っていないのにかみ合っている感が面白い。
うちの居候が世界を掌握している! (3.5)
- 社長の日常
- 評価:☆☆☆☆★
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世界的企業オリオンリュートの創業者である中学生の笠取真哉を狙う美少女に届けられたレポートという体をとり、笠取真哉や、彼の家族となった長女の飯山桃香、次女の飯山莉子、三女の飯山優希らとの日常を描く短編集だ。
「歯医者へ行こう」
虫歯になった飯山優希が歯医者に行くのを嫌がって逃げ出した。彼女を追いかけて、飯山桃香、飯山莉子の二人の姉、そして笠取真哉が出かけていく。そして、優希の無邪気な一言に、精神的なショックを受けることになるのだった。
「銭湯へ行こう」
行きつけのお風呂のメンテを頼まれた笠取真哉は、お礼に、一時間、銭湯を貸し切らせてもらえることになった。そこにたまたま、飯山三姉妹がやって来て…。
「幽霊を探そう」
秘書のルファ・マルティーニを連れて、オリオン本社に出るという幽霊を探すことにした笠取真哉。ゴーストが嫌いなルファをいじめつつ、辿り着いた幽霊騒ぎの真相とは?
「アルバイトをしよう」
一般常識を学ぶためにアルバイトをする決意をした笠取真哉。飯山莉子の紹介で、彼女がバイトしていたメイド喫茶に行くことになる。一緒に桃香や優希も行くことになって…。
「カワイイ度を上げよう」
飯山莉子は言った。姉さんにはカワイイ度が足りない、と。それにショックを受けた飯山桃香は、妹の指導でカワイイ度を上げる努力をすることになる。
「運動会をしよう」
町内会の運動会の臨時実行委員をすることになった笠取真哉。一般常識のない彼が用意する運動会の種目は破天荒なもので、そこにメイランや相田小雪も加わって、楽しい運動会が繰り広げられる。
うちの居候が世界を掌握している! (3)
- バカンスと硝煙
- 評価:☆☆☆☆★
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世界的企業オリオンリュートの創業者である中学生の笠取真哉は、長女の飯山桃香、次女の飯山莉子、三女の飯山優希、彼女たちの父の志郎と共に、夏休みのバカンスを南の島で過ごすことにした。プライベートジェットに乗り数時間、たどり着いたのは、沖縄の東、300キロにある、オリオンリュートの保養所である元無人島だった。
彼らを迎えたのはメイラン、島の管理人であり、真哉の専属護衛でもある少女だった。彼女に導かれ、島の絶景と、古城ホテルの素晴らしさを堪能する三人は、あわてて買いそろえた水着を着て、真哉と共にビーチに繰り出す。
真哉に恩を返すためと言いながら、真哉とのフィジカルコンタクトを強めにとり、誘惑を試みる莉子に対し、桃香は二人を引き離して、真哉を遠泳に誘う。優希がお城造りをして海を堪能する様を見て満足気な真哉だったが、キルマンの報告はわずかな懸念を感じさせるものだった。
真哉の周囲に集められる有能な人材は、なぜに少女たちばかりなのか。彼の趣味なのか、偶然なのか。しかし、ルファといい、莉子といい、小雪といい、あまりにも計画的な人物は、社長の心を捕えることはできないとすると、半ば意図的、半ば偶然なのかもしれない。
うちの居候が世界を掌握している! (2)
- 金も権力も持つ主人公のハーレム
- 評価:☆☆☆☆★
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世界的企業オリオンリュートの創業者である中学生の笠取真哉は、飯山工務店支部を創設し、飯山家に居候することになった。一緒に暮らすのは、長女の飯山桃香、次女の飯山莉子、三女の飯山優希だ。
既に博士号も持っている真哉だが、家族を知るために人生をやり直すことにし、中学校にも通い直すことにした。ところが、既に絶大な権力を持っている事実は隠していても滲み出るらしく、生徒や教師からやっかみを受けることになる。そのせいで、図書委員の手伝いをすることになったのだが、そこで出会ったのが、飯山莉子の唯一の友達である相田小雪だった。
その頃、彼らの通う学校では、謎のゲームが配布されているという噂が広がる。ところがなかなかそのゲームを手に入れることは難しいらしく飢餓感だけが募っていく。ゲーム好きな優希のために手に入れようとする真哉だったが、その過程で非常に興味深いものを見つけるのだった。
社長、中学校で人材採用をするの巻。中学校の中だけで話は進むけれど、実は第三次世界大戦の危機が目前に迫っていたという。
ところでこの作品、ラブコメとしてはどうなんだろう。だって、大金持ちの男に迫るなんて、実に現実的な行為じゃないかい?たまたま主人公が15歳だからこれまでそういう経験は少なかったろうけれど、あと5年も経てば、うようよ寄ってくる立場だろう。つまりこのラブコメは、青田買いということなのでは?打算の下で動いていると曲解されかねないな。
うちの居候が世界を掌握している!
- 居候の成功者
- 評価:☆☆☆☆☆
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世界的企業オリオンリュートの創業者である中学生の笠取真哉は、父の形見の望遠鏡を受け取るため、飯山工務店へとやって来た。引き渡す条件は、一ヶ月間、飯山工務店に居候することだという。
長女の飯山桃香は大反対するのだが、次女の飯山莉子は棄権、三女の飯山優希は賛成と、民主主義的プロセスにより、真哉の居候は決定した。秘書のルファ・マルティーニに居候先となる離れの改装を手配させ、CEOのウォルフガング・キルマンとも連絡を取らない真哉は、成功者となって得たものの代わりに失ったもの、家族を手に入れるため、普通の中学生として、居候生活を営むことにする。
第4回GA文庫大賞優秀賞受賞作「ユーキノカケラ」を改題。社会的成功を収めた中学生が主人公のため、ヒロインに襲いかかる試練もお金絡みのことが多い。当然、それを解決する手段は、お金と権力になる。基本的に社長であることは秘密のため、解決のための行動に嫌みが出る瞬間が少なく、許容範囲内で収まっている感じだ。
真哉は5年ほどで一大企業を立ち上げたことになるが、技術的蓄積がものを言う業界で、この期間はあまりにも短すぎるだろう。設定上、真哉がほとんどの特許を持っていることになっているが、これも発見から実用化までの間にはある程度の時間が必要だろうし、現実味は薄い。既存の企業を買収しまくって統合し、そのコアとなる技術を開発したくらいに理解するのが妥当かも知れない。