アクアノート・クロニクル
- 空のない世界
- 評価:☆☆☆★★
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人間が暮らす場所は海の底に点在するシェルターしかなくなった世界で、メリル・シャティヨンやシバヤス・ガストと共に運送会社をしているウル・ナンムは、海の底に倒れていた少女アビシャイ・エレンシ・サヒラーガを助けた。シェルター連合の大サラフの娘である彼女から、エルアザル帝国皇帝の所まで送り届けて欲しいという依頼を受けたウルだったが、荷物を取りに戻った自宅で、彼女を狙うイスマリク・タリアの工作員ケセン・エラーの襲撃を受けてしまう。
ウルの瞳を見たケセン・エラーからトゥーカッターという人物の名前を告げられ、必殺の呪いをかけられてしまったウルは、逃亡の途中にメリルたちとはぐれてしまい、シャクティ・マハパトラというイスマリク・タリアの将校に助けられる。そして傭兵のレティシア・ヴォーレンランドに預けられるのだった。
第15回えんため大賞最終選考作。
中村学の書評/レビュー
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