中村智紀作品の書評/レビュー

埼玉県神統系譜

見たことあるような文体
評価:☆☆☆☆★
 実家が白狼神社の立花孝介の前に、祭神である千谷の雪花狼の化身が現れる。倒産寸前の神社を救うため、神官見習いとして人の願いをかなえ、神社への信仰を取り戻せというのだ。
 目の前の存在が神様だということを信じられない立花孝介だったが、妹の立花絵馬らはそれをあっさりと受け入れ、結局、立花孝介も雪花の命じるまま、働かなければならなくなってしまう。

 第9回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作。

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