零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係(西尾維新)の書評/レビュー


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零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係

戯言遣いの登場しない場面
評価:☆☆☆☆☆
 八年前の京都連続通り魔事件を振り返るお話。「戯言遣いとの関係」となっているけれど、戯言遣いはあんまり出て来なくて、彼に関係している一般人と零崎人識の関係が語られる。
 本編ではメーターを振り切ったようなキャラクターが多かったけれど、こちらでは比較的落ち着いた内面が描かれている感じがする。人識の言動との対比と言う面も大きいのかもしれないが。

 読まなかったからと言って本編の面白さが損なわれることはないけれど、ほとんど名前だけしか登場しなかったキャラクターも登場したりするので、色々と補完される内容だと思う。

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