僕は友達が少ない (8)(平坂読)の書評/レビュー


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僕は友達が少ない (8)

ハーレム乗り換え?
評価:☆☆☆☆☆
 志熊理科から屋上に呼び出され強烈な叱咤を受けた羽瀬川小鷹は、全てを無かったことにした。個人個人との関係を深めることにより、隣人部という彼にとって最高に居心地の良い場所が壊れることを怖れたのだ。
 こうして、隣人部には再び仮初めの平和が戻ってきた。柏崎星奈はチートな能力で空気を読まず、三日月夜空は毒舌でそれに対抗し、楠雪村は真の男を目指す美少女であり続け、羽瀬川小鳩は厨二病を全開にし、高山マリアは無邪気に笑い、志熊理科は変態性を丸出しにしながらお助けキャラを演じる。

 だがやはり、仮初めの平穏は長くは続かない。柏崎星奈に対抗心を持つ生徒会会計の遊佐葵は、隣人部の活動を一週間監視した結果、隣人部を廃部にすべく動き出す。そして、柏崎星奈の無意識の一言によって、それは決定的に崩壊するのだった。
 羽瀬川小鷹の逃避先となるのは、生徒会長の日高日向、副会長の大友朱音、書記の神宮寺火輪、会計の遊佐葵がいる、もうひとつのハーレムとなる生徒会だ。果たして隣人部はこのまま崩壊し、生徒会室でしゃべるラブコメに変貌してしまうのか?

 志熊理科だったり、楠雪村だったり、この部は後輩だけでもってる部活だな。

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