日暮晶作品の書評/レビュー

災厄戦線のオーバーロード

最弱から最強
評価:☆☆☆★★
 異次元から発生する怪物グラフを撃退するために設立された次元狭界管理機構の支部トップに君臨する若き天才の笹宮銀は、自ら最強の異能を持つにもかかわらず、最弱の異能で最強になるという夢を持ち続けていた。
 そんな彼が見つけたのは、物体を3センチだけ動かせるという、みんなからバカにされる異能を持つ、口原琴音という少女だった。笹宮銀に対抗意識を持つ水瀬羽流雲をいなしつつ、口原琴音を覚醒させるために指導を始めた笹宮銀は、驚愕の結果を導き出す。

 第27回ファンタジア大賞金賞受賞作品だ。

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