深見真作品の書評/レビュー

小説 PSYCHO-PASS サイコパス 下

神の真実
評価:☆☆☆☆★
 友人を槙島聖護に殺された常守朱は、その記憶を再生し、これまで正体がつかめなかった槙島聖護の姿を明らかにする。しかし彼を追い詰めようとする試みは、公安局局長の禾生壌宗に妨害されることになるのだった。
 やがて、チェ・グソンと縢秀星が直面する、シビュラシステムの真実の姿。それを知った時、常守朱の取る対応とは?

小説 PSYCHO-PASS サイコパス 上

芽を摘む社会
評価:☆☆☆☆★
 シビュラシステムによる心理状態と犯罪係数の把握およびドミネーターによる即時執行体制、そしてハイパーオーツによる完全自給体制により、鎖国下の日本は安定した社会を構築していた。この体制をサポートするのが、厚生省公安局に所属する監視官および執行官である。
 新人監視官として着任した常守朱は、執行官の狡噛慎也、征陸智己とチームを組み、即日、犯罪が進行中の現場へと向かう。もう一人の監視官の宜野座伸元、執行官の縢秀星、六合塚弥生のチームと共に活動する中、常守朱は槙島聖護という、シビュラシステムの例外に遭遇することになる。

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