ストライク・ザ・ブラッド (5) 観測者たちの宴(三雲岳斗)の書評/レビュー


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ストライク・ザ・ブラッド (5) 観測者たちの宴

覆い隠される真の目的
評価:☆☆☆☆☆
 波朧院フェスティバルに合わせてやってきた幼なじみの仙都木優麻は魔女だった。彼女は吸血鬼の第四真祖である暁古城の肉体と入れ替わると、その魔力を使って攻魔官《空隙の魔女》南宮那月の監獄結界を破り、母親である仙都木阿夜とその他の魔導犯罪者を開放してしまう。
 仙都木阿夜は南宮那月から記憶と経験を奪い、仙都木優麻から守護者を奪うと、魔導犯罪者たちに幼くなった南宮那月の追跡をまかせ、どこかへと消え去ってしまう。その頃、南宮那月は《電子の女帝》藍羽浅葱を母親だと誤認し、彼女に保護されていた。

 南宮那月の保護を申し出た戦闘狂の「戦王領域」アルデアル公爵ディミトリエ・ヴァトラーの気まぐれで、暁古城と藍羽浅葱は彼の所有するクルーザーの招待される。そこで暁古城は、ヴァトラーの思惑の入り混じった歓待をうけるのだった。

 藍羽浅葱は寸止めが多いなあ。彼女の立ち位置は、大概、報われない結果に終わっちゃうんだよな。憐れ過ぎる。古城の母親である暁深森や、先々敵になりそうな絃神冥駕という存在も登場し、かつ、今回も順調に吸血犠牲者を生んでいます。

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