ストライク・ザ・ブラッド (7) 焔光の夜伯(三雲岳斗)の書評/レビュー


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ストライク・ザ・ブラッド (7) 焔光の夜伯

蘇る記憶
評価:☆☆☆☆★
 四年前のこと。暁凪沙と暁古城は、父親にして考古学者の暁牙城に呼ばれ、地中海のゴゾ島へとやって来ていた。そこで彼らは、戦王領域の貴族であるリアナ・カルアナと引き合わされる。彼らは第四真祖、十二番目の焔光の夜伯の遺跡を発掘していた。そこを、黒死皇派のゴラン・ハザーロフらに襲撃される。
 そして現在。暁凪沙が体調を崩し、母親の暁深森が務めるMARへと搬送された。時を同じくして、アルデアル公爵ディミトリエ・ヴァトラーがアヴローラ・フロレスティーナの姿をした真祖に襲撃されて姿を消す。さらには、《空隙の魔女》南宮那月の牢獄から脱獄した絃神冥駕が、《剣巫》姫柊雪菜や《電子の女帝》藍羽浅葱の前に姿を現し、藍羽浅葱をカインの巫女と呼ぶのだった。

 一年前のこと。《過適応者》矢瀬基樹は異母兄から暁古城の監視を命ぜられる。

 時間軸上の異なるポイントの出来事が、焔光の宴というキーワードでつながっていく。藍羽浅葱にも暁古城や姫柊雪菜の秘密が明かされ、暁古城は暁凪沙とアヴローラ・フロレスティーナの間に起きた出来事を思い出した。いよいよ、第四真祖の秘密の核心へと物語は迫っていく。

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