ラグナロク:Re (1) 月下に吼える獣
- 評価:☆☆☆☆★
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アークIX (5) 闇の種族
- 漂う打ち切り臭
- 評価:☆☆☆☆★
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天華規那と鈷条茉莉花を狙う犬神一来の襲撃をからくもしのいだ紫堂縁たちだったが、アークIXから半ば切り捨てられた天華規那と鈷条茉莉花は、再起を図る犬神一来の前に、事実上、投げ出されることになってしまう。
様々な伝手を辿り、二人を守護すべく、犬神一来を倒すための策を積み重ねる紫堂縁だったが…。
シリーズ最終巻。明らかに打ち切り。もっと書きたいことはあっただろうに。残念。
アークIX (4) 血塗られた系譜
- 狙われる血
- 評価:☆☆☆☆☆
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ノエルとの戦闘で失った右腕と右眼を胡工房の義手と義眼で補ったものの、未だうまく忍術が使えない紫堂縁の事務所下の喫茶店に自動車が突っ込んでくる。その自動車を狙う武装集団を撃退した紫堂縁、レベッカ・ロスやエスメラルダ・チェカは、自動車の中から二人の女性を助け出す。彼女たちの名は天華規那と鈷条茉莉花。犬神と並ぶ紫堂家の分家の一族だった。
鬼子である鈷条茉莉花を狙っているのが、かつて紫堂縁の妹であり、紫堂顕貴と犬神葵の娘である少女を誘拐した犬神一来だという。
縁の両親に会いたいという二人をひとまず匿う縁たちだったが、彼女を狙い、犬神一来や、紫堂一族の刺客たちが襲い来る。
アークIX (3) セフィロトの魔導士 下
- 過去のけじめ
- 評価:☆☆☆☆☆
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紫堂縁の昔の仲間であるノエルが、魔術結社セフィロトの魔導士として、彼が護衛するアンジェラを襲撃してきた。魔術結社セフィロトは、かつての他の仲間を虐殺した仇でもある。
紫堂縁はレベッカ・ロスや傭兵エスメラルダ・チェカと共にアンジェラを守り、ノエルにケジメをつけさせようとするのだった。
アークIX (2) セフィロトの魔導士 上
- 失われたもの、失いたくないもの
- 評価:☆☆☆☆☆
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幼馴染のレベッカ・ロスに訪れるであろう変異を抑制するため、管理局統合情報部課長フルデガルド・ワーズワースから抑制剤を手に入れた紫堂縁は、傭兵エスメラルダ・チェカと共に、魔導師のアジトを襲撃する仕事を受けた。そしてその魔導師が、かつて仲間だったノエルであることを知る。
そんなとき、紫堂縁のもとに護衛依頼がやってくる。護衛対象はアンジェラという少女であり、彼女を狙うのは魔術結社セフィロトだった。アンジェラには、破壊と創造の超能力が備わっており、それをセフィロトが狙っていたのだ。
魔術との対決は、かつて、紫堂縁が仲間と共に暮らしていた時代を思い起こさせる。そしてその時に起きたことが、現在起きている事件に尾を引いているのだ。果たして何があったのか?過去と現代を行き来しながら、その秘密がひも解かれていく。
アークIX (1) 死の天使
- 終末世界の忍術バトル
- 評価:☆☆☆☆☆
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百五十年前の「失われた日」以降、人類は地球を真っ二つに分かつ高度三千メートルの壁を設置して半分を捨て、箱船と呼ばれる水上人工都市を建設して暮していた。そのひとつ、アークIXで管理局公認の探偵をする紫堂縁は、幼馴染のレベッカ・ロスの斡旋で、窃盗犯を捜す仕事をすることになる。
簡単な仕事と思われたが、依頼主の言葉には嘘があり、相手はオルバース製薬からリヴィガルド症候群の変異を発症させる薬を盗んでいたことから、福音の十字教団(エヴァンジェリカル・クロス・コミュニオン)の死の天使や、傭兵エスメラルダ・チェカを相手に、紫堂流忍術で戦うことになる。
作者の名前を見て思ったのは「ラグナロク」って完結したんだっけ?ということ。いずれ完結するのかな?
管理局統合情報部課長フルデガルド・ワーズワースなど、年上の女性に翻弄される最強主人公という設定は、上記作品と通ずるところがある。
最後、スノードロップの花言葉で少し毒が仕込まれていて、微妙に救いがない。
S RED
- いろんな想いが詰まっている
- 評価:☆☆☆☆★
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