天野明作品の書評/レビュー
家庭教師ヒットマンREBORN! (32)
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ボンゴレ継承式を襲撃したファミリーの正体は、古里炎真率いるシモン・ファミリーだった。メンバーの交流が上手くいっていると思っていただけに、ボンゴレ10代目守護者たちの落胆は大きかった。
破壊されたボンゴレリングをバージョンアップするため、リングの残骸とアニマルリングをタルボに預けたツナたちが新たに受け取ったのは、生まれ変わる前のリングの塊だった。果たしてボンゴレリングは無事に再生するのか?
初代ボンゴレ・ジョットと、初代シモンの間にいったい何があったのか?そして、炎真たちがボンゴレを深く憎む理由は何なのか?恐るべきあの集団がシモンの聖地に現れることで、その謎が少しずつ明かされていきます。
家庭教師ヒットマンREBORN! (31)
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ボンゴレ・ボスの継承式を妨害する勢力に備えてツナを警護する守護者とシモン・ファミリーのメンバー。ツナはシモンの古里炎真と仲良くなるのだが、炎真は何かをツナに隠しているらしい。
そんな状況で、山本が何者かに襲われ、瀕死の重症を負う。そのときツナは…。
どこまで強くなれば良いのかなとは思うものの、未来編の迷走から脱し、シンプルな話になろうとしている気がする。
家庭教師ヒットマンREBORN! (30)
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ようやく未来から帰還したツナには、継承式という新たな試練が訪れる。そして時を同じくして、ツナたちの学校には集団転入生が訪れる。またもや新たな戦いの予感。
未来編の結末は、途中の紆余曲折も含めて考えると、とてもあっけなかった気がする。まあ、キャラクター重視なのだろうから、仕方ないけれど。そういう意味で言うと、今度の継承式編も同じような感じになりそう。
でも、たまに気に入るカットがあるから、何となく読み続ける訳ですが。
家庭教師ヒットマンREBORN! (29)
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ボンゴレ守護者&ヴァリアーと真6弔花の均衡も白蘭の切り札によって崩れ、ユニを狙う白蘭の思い通りの展開になっていく。しかしピンチが訪れたとき、ボンゴレリングにある変化が現れる。
ツナが危険に飛び込もうとするときに、ハルや京子がさびしさとかをグッとこらえて笑顔で送り出すというシーンは好き。何巻かに1回は、ああいう好みのシーンがあるんだよな。
家庭教師ヒットマンREBORN! (28)
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ボンゴレ・ファミリーとミルフィオーレ・ファミリーの抗争は泥沼化してきた。どこに注目して見ていれば良いか分からない。おかげで、ユニとγの組み合わせの方が、ヒーローとヒロインの様に思えてきた。γはいいところを持って行っている。
家庭教師ヒットマンREBORN! (27)
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チョイスの戦いに決着がつく。弱い者が強いものに勝つためには、多少卑怯とも思える手段でも、なりふり構わず行動しなければならないということなのだろうか。
あくまで物語の中のことにここまで言うのは大人げない気もするけれど、自分たちに都合の悪い結果が出たからといって、勝負自体をなかったことにするのはいかがなものかと思う。勝負自体に問題があったのならば始めから受けなければ良いことだ。
こういう人としてのマナー違反を平気でやれてしまう方が正しいという描き方は、少なくとも少年誌として正しくない方向性だと思う。まあ、作家の側からみれば、チョイス編のアンケート結果が良くなかったとか、いろいろと事情はあるのかもしれないが。
家庭教師ヒットマンREBORN! (26)
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チョイス開戦。一コマだけ出ているガンマたちに再活躍の場所は与えられるのか?
真6弔花とかその100人の部下とか、敵はどんどん増えているのに、ボンゴレ側はどうやって対抗するの?増援はもう出つくしているのに…。とりあえず今回は下っ端相手に良い感じの勝負をしているけど、ね。
家庭教師ヒットマンREBORN! (25)
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マフィアの秘密を隠されている京子とハルや、心理的には六道グループに属しているクロームといい、ボンゴレ10代目ファミリーとは言いつつも、本当の意味で一つにまとまっているわけではなかった。しかし、協力して一つの闘いを乗り越え、秘密を共有し、新たなる覚悟を手にしたいま、彼らは本当の意味でのファミリーになろうとしているのだろう。
まだまだ闘いは続くのだけれど、表紙のみんなの笑顔が印象的。
家庭教師ヒットマンREBORN! (23)
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幻騎士との戦闘中に突然10年前の姿に入れ替わってしまった雲雀恭弥。リングの炎もボックスでの戦いも知らないはずの10年前の雲雀は幻騎士に瞬殺されてしまうかと思いきや、予想外の展開に。一方、アイリス&ジンジャーと交戦中のツナは、スパナのメカニック魂のおかげでついにコンタクトを手に入れる。放たれるイクス・バーナーの威力は凄まじく…
ツナと入江正一のファースト・コンタクト。合流した草壁たちと雲雀。互いの戦力が最終決戦場である入江の研究室に集結を始める。その過程で明らかになる幻騎士の過去とは。
家庭教師ヒットマンREBORN! (22)
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メローネ基地潜入中のボンゴレ10代目ご一行様。獄寺とγの死闘に決着がつこうとしている中で、ミルフィオーレ結成の秘密が回想される。これまではただムカつくヤツでしかなかったγの過去が語られることで、ちょっと良いヤツに見えてきちゃった。作者に愛されているね、γ。
いくつかの謎は明らかになったけれど、ジッリョネロのボスはなぜアルコバレーノのおしゃぶりを受け継ぐのかなど、新たな謎も出てきた。
そして幻騎士の本格参戦。その実力や、というわけで、山本、次いで雲雀が相手をすることに。幻騎士がなぜ4本も帯刀しているか疑問に思っていた方は、その理由も分かります。
家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (12)
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獄寺v.sベルの嵐の守護者対決開始。フィールド爆破という時間制限つきの対決は、暴風やらボムやらの派手な効果とは裏腹に、互いの繊細な技術とそれを使った騙しあいの勝負へ。どんなことでも、王子だから、で片付けるベルフェゴールと、生き残ることがもっとも大切だと仕込みなおされた隼人、果たしてどちらが勝利者となるのか?
最後のベルは、あまりにもずる過ぎないですか?獄寺に与えられた命題に対する解答を提供するための舞台を準備する必要があったのかもしれないけれど…。次巻では待ちに待った山本の登場。時雨蒼燕流の剣はスクアーロに通用するのか?
巻末の番外編、ヴァリアーの夏休みも面白い!ヴァリアーのメンバーに対するイジリマンガ?
家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (11)
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ツナパパが何者かがついに発覚。予想通りなような、少しずれているような。了平はいつもハチャメチャなので、死闘を演じているのに、ちっともそんな気がしない。
一方で、ランボの戦いに手を出すツナはとてもカッコいいけどね。9代目の謎や、ツナたちが戦いに勝っちゃったらどうなるんだろう、とか色々盛り上げつつ、次巻に続きます。
おまけの草壁ストーリーがちょっといい。元ネタは投稿ハガキなんですか?
家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (10)
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六道骸編、決着。無事に帰れてホット一息つきたい所なのに、2年ぶりに帰宅する父、そして新たな敵…。相次ぐ試練に負けず、自分の意思をつらぬけるのか?
ダメダメいわれていたツナが、いつの間にかどんどん強くなっていく。でも、その強さにおぼれることなく、周りを気遣えるやさしさがある。そしてちょっと気が弱い。知らない間に人が集まってきてしまうツナの魅力って、そういうものなのでしょうか?
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