赤松健作品の書評/レビュー

UQ HOLDER! (19)

評価:☆☆☆☆★

UQ HOLDER! (18)

評価:☆☆☆☆★

UQ HOLDER! (17)

評価:☆☆☆☆★

UQ HOLDER! (16)

評価:☆☆☆☆★

UQ HOLDER! (15)

評価:☆☆☆☆★


UQ HOLDER! (14)

評価:☆☆☆☆★


UQ HOLDER! (13)

評価:☆☆☆☆★


UQ HOLDER! (12)

評価:☆☆☆☆★


UQ HOLDER! (11)

評価:☆☆☆☆★


UQ HOLDER! (10)

評価:☆☆☆☆★


UQ HOLDER! (9)

再会を目指して
評価:☆☆☆☆★
 狭間の魔女・ダーナの元で修業中の刀太は、4日後、キティにとっては287年後に会おうというメッセージを受け取る。しかしその直後、ダーナによって遠方へと飛ばされた刀太は、1か月以内に廃城へと戻るという試練を課される。果たして彼は再会の時に間に合うのか?

UQ HOLDER! (8)

貴族の登場
評価:☆☆☆☆★
 まほら武道会出場権を得るため、ポイント獲得に励む刀太は、ついにAクラスに到達した。しかしそこで出会う猛者たちには歯が立たない。
 そんな時、雪姫と再会した刀太は、雪姫を詰ってしまう。それに反応して平手を打つ雪姫を止めたのは、狭間の魔女ダーナ・アナンガ・ジャガンナータだった。

 ダーナに弟子入りすることになった刀太は、次元の狭間で、真祖になりたてのエヴァンジェリン・アタナシア・キティ・マクダウェルと出会うことになる。

UQ HOLDER! (7)

祖父からの手紙
評価:☆☆☆☆★
 龍宮が学園長として登場したり、まほら武闘会で戦うユエとクーが見られたり、前作の読者にはサービスとなるシーンが多く含まれている。
 そして刀太の前に届く祖父と曽祖父からの手紙。それは彼に何をもたらすのか?

UQ HOLDER! (6)

世界の危機
評価:☆☆☆★★
 学園がまるでゾンビものの様な惨状に。けっこう無能。

UQ HOLDER! (5)

新たな不死者
評価:☆☆☆★★
 フェイトとの戦いに決着がつき、今度は学園に潜入して新たな不死者探しが始まる。

UQ HOLDER! (4)

評価:☆☆☆★★


UQ HOLDER! (3)

秘められた力
評価:☆☆☆★★
 不死狩りである力の手(パワフル・ハンド)の超星仔、灰斗、南雲の襲撃を受けた夏凛、近衛刀太と時坂九郎丸は苦戦をする。
 力の手によって火を放たれ逃げ惑う人々を、彼らは助けることができるのか。近衛刀太に秘められた力が明らかになる。

UQ HOLDER! (2)

入団試験
評価:☆☆☆☆★
 雪姫ことエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルについて新東京天之御柱市へとやってきた近衛刀太と時坂九郎丸は、彼女が創設した不死人による人助け組織「UQ HOLDER」に入団することになる。
 ところが、入団するためには試験を受けなければならない。その試験と称し、地下の大空洞へと落とされた近衛刀太と時坂九郎丸は、そこで、不死人を喰らって栄養とする化け物たちと、二年間、そこで暮らしているというUQ HOLDERのリーダーを名乗る宍戸甚兵衛に出会う。

 何とかかんとか地下を抜け出して入団した二人は、先輩の夏凛と共に仕事を受けることになるのだが…。

UQ HOLDER! (1)

旅立ち
評価:☆☆☆★★
 教師の雪姫と暮らす近衛刀太には両親がいない。事故で亡くなったという。しかしその記憶もない。そんな事情を抱えながらも、大切な友人と楽しくも希望に満ちた日々を暮らしていた。
 だが、雪姫が実は六億円の賞金首であるエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルだったことで、彼女の命を狙う暗殺者に利用され、友人と共に殺されそうになってしまう。

 エヴァの血液を飲み、不死人として覚醒した近衛刀太は、暗殺者を返り討ちにして、雪姫と共に村を出て、首都である新東京天之御柱市を目指すことになった。その旅路の途中で、不死者狩りの一族である時坂九郎丸と出会う。

魔法先生ネギま! (38)

お姉さんたちに教えなさい!
評価:☆☆☆☆☆
 ネギの本命の女の子は誰か?という疑問を巡り、クラスメイト達はお祭り騒ぎに託けての大バトルを繰り広げることになる。しかも、最強キャラと化したネギの魔法を一時封じるというおまけ付きでの大バトルだ。
 わずか10歳に過ぎない少年を15歳の少女たちが追いかけまわし、追い詰め、吊るし上げにして聞きだそうとする本命の名前とは…?

 そして、魔法世界を救う代償として大きなものを捧げる決意をした神楽坂明日菜が運命の果てに見る景色とは…。一応最終巻であり、もしかすると続編もあるかもとのこと。

魔法先生ネギま! (37)

日常世界の変質
評価:☆☆☆☆☆
 最終巻へ向けてまとめへ。魔法世界の崩壊を食い止めるための代替案としてネギ・スプリングフィールドが提出した方針を実現するため、とにかく使えるコネは全部使い、状況は加速していく。その結果、学校に顔を出さなくなったネギに、長谷川千雨は置いておかれた様な寂しさを感じたりしなくもない。
 そして、ネギの代わりに代理教員が担任となったり、来なくなったネギとのつながりを残すために告白しようとしたり、彼と積極的に関わるために進路を変更したりと、3−Aの生徒たちもどんどん動き出していく。

 しかし、大魔法使いたちがこれまで解決できなかった問題が、いかに天才少年と言えど、ドラスティックな状況の変化もなしに成し遂げられるはずもない。彼がそれを実現するためには、いくつもの代償を支払う必要があったのだ。
 ファンタジーの世界からオーディナリー・ワールドに帰還したはずだったのに、今度は日常世界をSFへと改編していくという大事業。だが女の子たちには、そんなロマンよりも、小さな幸せの方が大事だったりもする。そのギャップが爆発すると…。

魔法先生ネギま! (36)

気まぐれの結果
評価:☆☆☆☆☆
 ネギとフェイトの戦いが最終決着!それぞれの属性曲第呪文である千の雷<キーリブル・アストラペー>と引き裂く大地<テッラ・フィンデーンス>が衝突する。その膨大な魔力の奔流に、周辺一帯ごと吹き飛びそうになるのだが…。

 誕生して間もないフェイトが出会った栞の姉とのエピソードがやっぱり良い。フェイトを、自身への忠誠や目的を付与せずに生みだした造物主の遊び心も注目に値するが、その結果、フェイトは他の人形たちとは違う興味を人間に抱くようになった。2600年の果てに生まれた気まぐれが、フェイトと戦災孤児たちとの出会いを生み、計画を完遂間際までもっていかせたのだ。そして、ネギの提示する案に興味を示したのも、またその気まぐれの発露でもある。
 あんまり目立たないけれど、ぽんぽんに空いた穴がふさがってしまった描写も重要。

 今回はおまけページなしのぎっしり展開だ。

魔法先生ネギま! (35)

ライバル対決の実現
評価:☆☆☆☆☆
 敵の幹部デュナミスと相討って深い眠りについてしまったネギ。その間に仲間たちはデュナミスの布石であるアーウェルンクス・シリーズの襲来によって、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。そのピンチに彼らを救いに現れたのは、復活したネギと、そしてフェイト!
 その激闘の後、ついにライバルであるネギとフェイトは、決戦の時を迎える。かつては雲泥の差であった実力も、いまや伯仲している。その結末やいかに…。

 様々な伏線が次々と回収されていく。多くは、やっぱりなあ、という感じではあるが、やはりきちんと回収されるとそれなりにスッキリ。
 そして舞台は魔法世界だけではなく、麻帆良学園へ。真相を知っていたものも、知らなかったものも、戦いの渦中に巻き込まれていく。

魔法先生ネギま! (34)

いまできることを精一杯
評価:☆☆☆☆☆
 闇の魔法を我がものにし、敵の大幹部デュナミスも圧倒する力を手に入れたナギにかかれば、タカミチたちが救援に来れなくとも何とかなるか?と思った矢先に、とんでもないピンチに陥ってしまう。
 ほんの少し前までの優位な状況から、一転して劣勢に陥ってしまったネギの仲間たち。アスナを祭壇に連れて行かれてしまい、儀式は進行中、刻一刻と状況は取り返しのつかないところへと向かっている。いま自分たちに出来る精一杯のことは何か?それぞれがそれぞれの能力を生かしてできることをすることで、何とか希望はつながっていきます。

 しかしそれでも、努力と根性と勇気だけでは切り抜けられない事態も起きてしまう。そんな時に何とかしてくれるのは…。

 なお巻末に、パクティオーカードの一覧が掲載されている。

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魔法先生ネギま! (33)

戦士が癒される完全なる世界
評価:☆☆☆☆☆
 魔法世界のリライトを止めるために墓守人の宮殿を進むネギたちの前に、アスナたちのクラスメイト、ザジ・レイニーデイの姿をした人物が立ちふさがる。
 果たして彼女は本物のザジなのか、そして彼女のアーティファクトにより、完全なる世界に取り込まれたネギたちの運命はいかに?

 20年前から続いてきた、ナギ・スプリングフィールドたち紅き翼と完全なる世界の、黄昏の姫御子を巡る争いは、ナギの息子ネギの手によって完全に終止符が打たれる時は近いのか?あるいはまた新たな火種を撒き散らすだけに終わるのか?
 最終決戦に向けて、クラスメイトたちも本来の実力を如何なく発揮し始める。

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魔法先生ネギま! (32)

大丈夫!自分に自信を持って。
評価:☆☆☆☆☆
 秘密結社「完全なる世界」の作戦は最終段階に到達し、その影響は現実世界の麻帆良学園の世界樹にも及んでしまう。ヘラス帝国・メガロメセンブリア・アリアドネーの混成艦隊も結成され、対抗措置は進むものも、人間の数が少なく十分な効果を発揮できない。
 その頃、闇の魔法の後遺症を克服すべく、桜咲刹那や長瀬楓のサポートを受け、エヴァンジェリンの指導の下で訓練を続けるものの、芳しくない。そんなとき、彼の助けになるのは、非戦力だと思われていた大河内アキラ・和泉亜子・明石裕奈・佐々木まき絵の4人だった。

 いよいよフェイトたちとの最終決戦が始まる…前の皆さんの準備期間。特に主戦力であるネギ・スプリングフィールドの迷いを断ち切るため、魔獣化してはメンバーに助けられ、というパターンが繰り返し描かれる。そして最終的にネギを吹っ切らせる言葉を与えたのは彼女!だった。
 やがて戦いの火蓋は切って落とされる。敵の本拠地である墓守人の宮殿目指して突っ込むグレートパル様号とフライマンタ号の前に立ちふさがったのは、想定外のあの人。全く忘れていたところからズドンと来た感じです。
 今回の主役はたくさんのクラスメイトたちだった気がします。

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魔法先生ネギま! (31)

渡されるバトン
評価:☆☆☆☆★
 「完全なる世界」による旧オスティアにおける作戦が開始され、宮崎のどかの仲間の冒険者たちは消し去られてしまう。同じ頃、綾瀬夕映の仲間も同様の事態に陥っていた。

 フェイトとの絶望的な戦いの中でも、最後の最後まで足掻き続けるラカンは、一体何を思うのか。諦めることなく、我を忘れることもなく、できることを積み上げて後の希望を遺し、悔いを残さず去っていく。
 そして、全く攻撃的ではない自らのアーティファクトを駆使して、他の誰にも導けなかった可能性の光を示すのどか。古い世代と新しい世代が本当の意味で交代する瞬間が訪れた。

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魔法先生ネギま! (30)

パートナーたちの活躍開始
評価:☆☆☆☆★
 オスティア崩壊、ナギとアリカの別れ、そして…という過去編も終わり、過去から続く因縁との最終決戦の火ぶたが切って落とされる。しかしネギは闇の魔法の後遺症で不調気味。その穴を埋めるように、彼の仮契約者たちが活躍する。
 色々と仕込んであった小ネタも明かされ、総力戦となっていきます。

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魔法先生ネギま! (29)

最後のベール
評価:☆☆☆☆★
 無事に麻帆良学園へと帰還するため、パクティオー未実行組に対するコンタクト開始。それぞれの事情によりパクティオーに不安を抱える面々との交渉の行方は?
 そして、クルト・ゲーデル総督の悪人モードが全開状態に。挑発に乗ってダークサイドへ真っ逆さまのネギを止める想いとは?
 これまで巧妙に覆い隠されてきた世界の秘密が明らかになっていく。おまけにはクラスメート全員に対する一問一答付き。

 コミックスになって後から1コマずつ見ると、後から気づくこともあるね。

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魔法先生ネギま! (28)

謎の核心への序章
評価:☆☆☆☆☆
 剣闘大会が終了し、残る白き翼のメンバー探しに注力しだしたネギたちの前に現れた、新オスティア総督クルト・ゲーデル。神鳴流を操り、ネギの母親の秘密を知る彼の正体は?20年前の大戦の秘密、10年前の出来事、6年前の事件、その陰に潜む核心へと徐々に近づいていく。
 アリカ女王を偲ぶトサカはちょっと良い。

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魔法先生ネギま! (27)

勝つためには何が必要かを考えて準備する
評価:☆☆☆☆☆
 全編、ラカン(とカゲタロー)との決勝戦。間に亜子やトサカとの回想シーンを挟んで、前半戦と後半戦に分かれます。前半ではネギのアーティファクトの能力が明らかになり、後半では詰将棋の様な戦闘シーンが見られます。つまり、その場その場で臨機応変に対応していくラカンの様な戦い方ではなく、終局を頭に描いて、そこにたどり着くために足りないものを一つ一つ埋めていくというネギのやり方。
 連載で読んでいる時に回想シーンはまどろっこしい感じがするけれど、コミックスで読むとネギの思考パターンの切り替えへの良いアクセントになっているようにも見える。こういう連載の組み立て方は、ネギの作戦の組み立て方に通じるところなのかも知れない。

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魔法先生ネギま! (26)

楽勝モードが一気に吹っ飛ぶ
評価:☆☆☆☆★
 拳闘大会もクライマックスに突入。ラカンとエヴァの修行によって、飛躍的に実力をアップさせたネギではあるが、楽勝モードとはいかないようで…。大戦期のエピソードと、現在の状況のリンクが段々と明らかになって来ました。
 ところで、ネギたちが日常生活に戻る時が来た場合、これまでと同じ生活ができるのだろうかとちょっと心配。人間兵器に枷もかけずに放置するほど甘い統治機構はない気がするけれどね。

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魔法先生ネギま! (25)

敵対開始
評価:☆☆☆☆☆
 フェイトとの交渉決裂により、市街地でのアーティファクト対決が始まる。フェイト対ネギは当然として、千雨、のどか達は音波攻撃をする調に襲撃され、ラカン達は結界空間に閉じ込められ救援に向かえない。
 小太郎の参戦によってフェイトの真の名前を得たまどかは、いどのえにっきにその目的を読み取るが、永久石化をかけられそうに…
 終盤では、ラカンによって先の大戦の様子が語られ始めます。

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魔法先生ネギま! (24)

準備完了、反撃開始
評価:☆☆☆☆☆
 旧世界から飛ばされてきた面々も、アーニャと記憶喪失のユエを除いては合流完了。それぞれ死んじゃうどころか、自らの才覚で大活躍だったようだ。特にパルには飛行船が買えるほどいったい何で稼いだんだと問いたいくらい。
 「闇の魔法」習得で格段にレベルアップしたネギの実力も、のどかを狙う実力派賞金稼ぎ部隊を一蹴することでお披露目もできました。その実力は、もはやそこらの一流では相手にはならないほど。
 しかし、そんなネギが冷や汗を流すほどの相手が、お祭り一色の旧王都オスティアに現れる。フェイト・アーウェルンクス。話し合いを提案してきた彼の真意とは…。ネギは騙されちゃうのか、騙されないのか!

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魔法先生ネギま! (17)

進み続ける選択
評価:☆☆☆☆★
 使い古された言葉ではあるが、誰かにとっての正義が他の誰かにとっての正義とは限らないわけであり、自らの道を貫けば誰かの道をふさぐ結果になりかねないことは確かなことだと思う。
 しかし、これを”悪”と呼べるのは、多神教的な考え方のような気がしないでもない。一神教では、神に対する敵対者が悪であり、それは解釈の違いによってもたらされる種類のものではないと思う。ネギは、宗教を持っているのかいないのか、という疑問がふと湧いた。

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魔法先生ネギま! (16)

変えられるものなら
評価:☆☆☆☆☆
 あの時ああしていれば…。あとになってそんなことを思うことは多くの人にあることに違いない。そしてもしそれを変えることができるのならば…
 超の罠にはまって、歴史の改変をされてしまったネギ。責任の一端を担わされ、オコジョになることが決まってしまう。そんなネギを救出しようと奮闘する、パーティの面々。果たしてネギは過去に戻り、歴史を元に戻すことができるのか?
 しかし、いったん歴史が変えられたことで、ネギと超の立場はまるで同じになってしまった。どちらも過去に戻る手段を持ち、過去を変えたいと考えている。真面目なネギは、一体どういう答えを出すのだろうか。

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魔法先生ネギま! (15)

タイムパラドックス
評価:☆☆☆☆★
 ネギのつらいところは、無条件で頼れる人間がいなかったこと。おねえちゃんはいたが、過去の事件のこともあって、頼れる、という関係ではなかったことだろう。
 最近の関係を見ていると、エヴァはネギのおかあさんみたいだなぁと思う。やさしく、強く、行く先を照らす闇色のひかり…。彼女が少しずつほぐしていかないと、いつかポッキリと折れちゃっていたんだろうな、きっと。

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