浅田弘幸作品の書評/レビュー

テガミバチ (8)

ラグの女装
評価:☆☆☆★★
 テガミバチというタイトルから連想するのは、ボクの場合は働きバチだ。せっせと巣とお花畑の間を往復し蜜を集め、外敵が侵入してくれば自らの命を省みず体温を上げ熱で殺す。そういう使い捨ての存在を思い出す。
 テガミバチは多くの人からはエリートとしてあこがれの対象となっているけれど、本当はどういう存在なのだろう?

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テガミバチ (7)

ニッチの物語
評価:☆☆☆★★
 ニッチの故郷で、ニッチの過去と摩訶の役割を知ったラグ。同じ頃、ザジはゴーシュと接触していた。ゴーシュの足取りがつかめたから、次巻あたりは物語の核心に迫りそう。
 一人でお留守番のシルベットは何か寂しそう。

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テガミバチ (6)

取り戻すために
評価:☆☆☆☆★
 再会したゴーシュ・スウェードの失われたこころを取り戻すことが最優先の目的となったラグ・シーイングは、テガミバチとしての仕事をこなしながら、ゴーシュへ宛てた手紙を書き始める。仕事をする中で、様々な形の手紙やこころに出会いながら、ゴーシュの手がかりを追いながら、何を書くべきかを少しずつつかんでいくラグ。
 ニッチの生まれ故郷でゴーシュの手がかりは見つかるのか。

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