葦原大介作品の書評/レビュー

ワールドトリガー (18)

評価:☆☆☆☆☆


ワールドトリガー (17)

評価:☆☆☆☆☆


ワールドトリガー (16)

評価:☆☆☆☆☆


ワールドトリガー (15)

評価:☆☆☆☆☆


ワールドトリガー (14)

評価:☆☆☆☆☆


ワールドトリガー (13)

隊長の役割
評価:☆☆☆☆☆
 玉狛第2の中で自身が全く戦力になっていないと感じた修は、B級上位部隊と戦うランク戦第4戦を前に、A級のガンナーたちを巡って成長のヒントを得ようとする。しかしそれも中途半端なうちに、B級トップの二宮隊、影浦隊、東隊との対戦が始まってしまった。そしてその戦いを経て、彼は隊長の役割について知る。

ワールドトリガー (12)

那須の奮闘
評価:☆☆☆☆☆
 B級ランク戦第3戦決着の時。嵐の河川敷における攻撃手3人の混戦と、勝負の結末は?

ワールドトリガー (11)

ランク戦への参入
評価:☆☆☆☆☆
 B級中位グループである長距離戦型の荒船隊、接近戦型の諏訪隊と対戦することになった玉狛第2隊は、ステージ選択権を活用し、あえて長距離線型有利のステージを指定する。その意図とは?

ワールドトリガー (10)

ランキング戦へ
評価:☆☆☆☆☆
 大規模侵攻編が終了しランキング戦へ。
 しかし、キューブからの復元って、結構簡単にできたんだね。この技術、民生に転用したらすごい効果をもたらさないか?

ワールドトリガー (9)

残りわずか
評価:☆☆☆☆☆
 黒トリガーの持つ能力で相手の弱点を突くことができず、ボーダー本部基地内部でアフトクラトルのエネドラの暴力を許してしまう。そしてついに登場する、最後の切り札である忍田本部長。彼はエネドラを倒すことができるのか?
 一方、本部基地への退避を続ける修の前に、いよいよ最後の壁が立ちふさがる。

ワールドトリガー (8)

漸減撤退戦
評価:☆☆☆☆☆
 人型近界民(ネイバー)に狙われる雨取千佳を守る三雲修だったが、避難の途上でついに追いつかれてしまう。空閑遊真と迅悠一は間に合うのか。
 そして界境防衛機関ボーダー本部に侵入したブラックトリガーに挑むのは?

ワールドトリガー (7)

新たな局面
評価:☆☆☆☆★
 近界惑星国家による侵攻作戦は次の段階に入った。雨取千佳の存在を感知した敵は、彼女を金の雛鳥と呼び、彼女を確保するために人型近界民(ネイバー)を投入する。その中にはブラックトリガーも含まれていた。

 界境防衛機関ボーダーによる必死の防衛作戦が行われる中、空閑遊真は迅悠一から三雲修に関する未来の危機を聞かされる。

ワールドトリガー (6)

予期されていた侵略
評価:☆☆☆☆★
 予期されていた近界惑星国家からの侵略がついに開始された。三雲修と空閑遊真は雨取千佳に避難誘導を託し、戦場へと向かう。
 その戦場では、新型の近界民(ネイバー)が登場し、界境防衛機関ボーダーの隊員を捕獲しようとしていた。

ワールドトリガー (5)

侵略の兆候
評価:☆☆☆☆☆
 三雲修、雨取千佳と共に界境防衛機関ボーダーの隊員となった近界民(ネイバー)である空閑遊真は、自らの実力を周囲に認められ始めていた。一方、先輩であるはずの三雲修の実力を確かめるべく、迅悠一のライバル風間が練習試合を挑んでくる。その結果、三雲の実力は自身の評価よりもかなり高めに喧伝されることになるのだった。
 しかし、そのことを面白く思わない隊員も登場し、彼の評判を下げるべく勝負を挑んでくる。

 そんな隊内争いの一方で、近界惑星国家からの侵略の兆候が見られ始めるのだった。

ワールドトリガー (4)

トリガーの取説
評価:☆☆☆☆☆
 迅悠一の勧めもあり、近界民(ネイバー)である空閑遊真は、雨取千佳と共に三雲修が所属する界境防衛機関ボーダーに入隊することになった。しかし、司令の城戸正宗はそれによって部隊内の勢力図の均衡が崩れることを危惧し、空閑遊真の持つ黒トリガーの奪取を命じる。
 三雲修、空閑遊真、雨取千佳が訓練中の間、支部を襲撃に来た高ランク隊員たちを迎え撃つのは、迅悠一の持つ黒トリガー「風刃」だった。

ワールドトリガー (3)

門の向こう側
評価:☆☆☆☆☆
 地方中堅都市である三門市に開いた異世界からの門より襲来する近界民(ネイバー)と戦う界境防衛機関ボーダー司令の城戸正宗は、S級隊員の迅悠一に、近界民(ネイバー)である空閑遊真の持つ黒トリガーを手に入れるように命令する。しかし、三雲修の情報から遊真の父親が空閑有吾であることを知った彼らは顔色を変えるのだった。
 ひとまず迅悠一の庇護下におかれることになった空閑遊真だったが、本部が黒トリガーを狙っている事実は変わらない。雨取千佳がボーダーに入ると言いだしたことを利用して、三雲修を巻き込み、意外な一手を打つのだが…。

ワールドトリガー (2)

黒トリガーの秘密
評価:☆☆☆☆☆
 地方中堅都市である三門市に開いた異世界からの門より襲来する近界民(ネイバー)と戦う界境防衛機関ボーダーのC級隊員である三雲修は、人型の近界民(ネイバー)である空閑遊真と知り合い、襲撃してきた近界民(ネイバー)から住民たちを救う協力をしてもらった。
 それらを全て三雲修の功績と知らされたA級隊員の木虎藍は、同い年のC級隊員がチヤホヤされるのに嫉妬し、新たに現れた新型のネイバーを一人で迎撃に向かう。しかしそのネイバーは、一筋縄ではいかない相手だった。

 事態はいったん収拾したものの、イレギュラーに門が開くという異常事態は未だ解消していない。S級隊員の迅悠一は、サイドエフェクトによって、その解決に三雲修が必要ということを知り、彼の処分を保留にすることを進言する。それに許可を出した司令の城戸正宗だったが、三輪修次の進言を入れ、A級7位の三輪隊に三雲修の監視を命じるのだった。
 そして、三雲修の家庭教師だった雨取麟児の妹の雨取千佳が登場し、彼女の持つ能力が明らかになる。

ワールドトリガー (1)

異文化交流の第一歩
評価:☆☆☆☆☆
 地方中堅都市である三門市に、ある日突然、異世界からの門が開き、そこから近界民(ネイバー)という生物兵器が襲撃してきた。通常兵器が効きにくいそれらに圧倒される市民たちだったが、再び突如現れた界境防衛機関ボーダーの隊員たちと、彼らが持つ武器トリガーの力により、均衡が保たれることになる。

 そんな三門市の中学校に、一人の転校生がやってくる。彼の名は空閑遊真だ。空気を読んで周りに溶け込むどころか、引っかかることにいちいち真面目に付き合う空閑遊真に対し、クラスメイトの三雲修は放っておけない気持ちになる。なぜなら彼は、ボーダー隊員だったからだ。
 しかし、急遽襲撃してきたネイバーの攻撃を、空閑遊真がトリガーを使って生み出したトリオン体で戦うのを見て、三雲修は彼がただ者ではないことに気づくのだった。

 奇妙な状況を維持しつつ学園生活を送る三雲たちだったが、嵐山准率いるボーダーのエリート部隊と、その隊員の木虎藍がやってきたことで、新たな局面を迎えることになる。

賢い犬リリエンタール (4)

色々取り混ぜての総力戦
評価:☆☆☆☆☆
 紳士組の日野家居候、魔女カナリーナのお宅訪問を経て、組織の本部が本格的に動き出す。
 組織のボスの手によって拉致されたリリエンタールを救出するため、シュバイン、神堂と共に旅立つ日野家の面々。着いた先にあったのは、リリエンタールと起源を同じくする存在だった。

 一気にクライマックスということで色々と駆け足になってしまっているけれど、リリエンタールに関わった存在たちの総力戦で物語は締められる。おまけにてつこの卒業式エピソードが収録されている。
 ゆるいエピソードがもっといっぱい見たかったので、終わってしまったのは残念。

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賢い犬リリエンタール (3)

兄の実力
評価:☆☆☆☆☆
 ひょうひょうとして容易につかませない兄が、少しだけキリッとしたところを見せる第3巻です。兄をライバル視する新堂令一郎とオリガから成る新堂組が、リリエンタールを狙ってきます。
 2巻から続いている「あんこくまじん」編も完結。てつこの問題は解決した訳ではないけれど、みんなに嫌われている訳ではないということも分かったはず。

 リリエンタールの力はほぼ無敵の力だけれど、事件のトリガーにはなっても、事件の解決にはあまり使われない。フライヤー号の一件でもそうだけれど、なるべく普通のやり方で何とかしようとするのだ。
 もちろん、どうでもよい遊びに使うのはオッケーなのだけれど。

 巻末には読切版も収録。

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賢い犬リリエンタール (2)

真剣だけど面白い
評価:☆☆☆☆☆
 紳士組の紳士ウィルバーとリリエンタールのやり取りがほのぼのおもしろい。二人はこれ以上ないくらい真剣なんだけれど、はたから見ていると突っ込みどころが満載。相変わらず、組織は悪の組織っぽくない。
 そして、てつこがどうしていつもおうちにいるのかが分かる、あんこくまじん編を収録。

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賢い犬リリエンタール (1)

ストーリー性も秘めたコメディ
評価:☆☆☆☆☆
 両親から送られてきた弟は、しゃべる犬だった。リリエンタールと名乗る犬と共に帰るてつこと兄は、バスの中で変なサングラスの黒服集団に襲われる。その時、リリエンタールの体が光ったかと思うと、バスは何故か海の中にあった。

 人の心に反応して世界の一部を変えてしまう力を持つリリエンタールと、それを狙うちょっと間抜けな黒服集団。泰然自若な雰囲気の兄と強いのにどこか弱いてつこの兄妹など、突出しているわけではないのに独特で魅力的なキャラクターたちが登場し、何かじんわりと面白い。

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