Ark Performance作品の書評/レビュー

蒼き鋼のアルペジオ 13

評価:☆☆☆☆★


蒼き鋼のアルペジオ 12

評価:☆☆☆☆★


蒼き鋼のアルペジオ 11

ヒュウガの決意
評価:☆☆☆☆★
 ミョウコウの捨て身の攻撃により中破したイ401。機関出力を維持するためには、閉ざされた機関室への通路を復旧させられない。ギリギリの中、コンゴウに勝利するための死闘が続く。
 一方、マツシマの群像は、逆転の一手に向けて策を打ち始めていた。それを見るヒュウガは、とある決意をする。

蒼き鋼のアルペジオ 10

コンタクト
評価:☆☆☆☆★
 マツシマでヒュウガと共に白鯨に向かう千早群像。艦長不在のイ401は、コンゴウ艦隊と交戦を開始する。
 一方、白鯨は奇妙な押しかけ訪問客を迎えていた。

蒼き鋼のアルペジオ 09

その時何が起こったか
評価:☆☆☆☆★
 旗艦であるコンゴウが機能回復するまでイ401捜索を暫定的に指揮するヒエイは、生徒会を組織し、重巡洋艦ミョウコウ、アシガラ、ナチ、ハグロに制服を着せて探査をさせる。一方、潜伏するイオナと別行動を取る千早群像は、ヒュウガと共に坊ノ岬沖へと向かっていた。
 そのことを察したヤマトは、天羽琴乃の示唆を受けて駆逐艦ユキカゼにメンタルモデルを形成させ、千早群像探索を命じる。

 北管区政府首相の刑部眞は、ハルナとキリシマを焚き付け、マヤや刑部蒔絵と共に、中央管区の海洋技術総合学院へ向かわせる。ヤマトの命でそれを迎え撃つのは、青樹タカオとして学院に入学したタカオをイ402のメンタルモデルだった。

蒼き鋼のアルペジオ 08

分裂する敵
評価:☆☆☆☆★
 刑部蒔絵を迎えるため、札幌首相の刑部眞のもとへと向かった戦艦ハルナと戦艦キリシマ、そして重巡マヤは、蒔絵がハルナとの面会を拒否していると伝えられる。彼女が会う気持ちになるまで待とうとするハルナだったが、マヤの一言で、ある決意をする。
 U-2501との死闘で艦体を失い、メンタルモデルとコアをイ402に救出された重巡タカオは、戦艦ヤマトとそのメンタルモデルである天羽琴乃の命を受け、海域強襲制圧艦ズイカクを訪れるのだった。

蒼き鋼のアルペジオ 07

選ぶべき道
評価:☆☆☆☆★
 ロンドンに現れた千早翔像提督と戦艦ムサシは、自らを緋色の艦隊と称し、イギリス政府との軍事同盟締結を世界に向けて発表する。それは、奇しくも千早群像が日本政府に提案した策と同じものだった。
 一方、イ401のダミーを横須賀へと曳航し、イ401がコンゴウの哨戒線を越える時間を稼ごうとする重巡タカオは、U-2501の襲撃を受ける。ダミーの維持にリソースを割かれるタカオは、本来の性能を発揮することができず、なすすべもない。その状況を知った千早群像の取る決断とは?

蒼き鋼のアルペジオ 06

非情なる侵攻
評価:☆☆☆☆★
 硫黄島の秘密ドックにたどりついたイ401とクルーたちは、留守を任せていたヒュウガと共に、重巡タカオの出迎えを受ける。千早群像を自らの艦長と仰ぐタカオは、ツンデレぶりを発揮しながら、蒼き鋼の一員となることを表明するのだった。
 そんな中で硫黄島へと迫っていたのは、戦艦コンゴウからの暗黙のメッセージを受けた北代議士が派遣した、陸軍揚陸部隊だ。その作戦目的は、イ401の奪取とクルーの無力化だ。重巡タカオを仲間に迎えた千早群像の打つ一手とは?

蒼き鋼のアルペジオ 05

招かれざる訪問客
評価:☆☆☆☆★
 17年前の大海戦以降、事態のカヤの外に置かれていた陸軍は、後見人である北代議士への相談なしに、ハルナたちが滞在している刑部邸への襲撃を決行する。しかしそれは、あまりにも無謀な決断だった。
 戦艦の艦体を失いメンタルモデルだけになったとはいえ、霧の艦隊の力は未だ健在で、投入される兵器を寄せ付けない。追い詰められていく陸軍は、秘密兵器の設計者である刑部蒔絵を霧に渡さないため、その射殺を決定する。それに対してハルナのとる行動とは?

蒼き鋼のアルペジオ 04

作られし者の出会い
評価:☆☆☆☆★
 人類建造の巨大潜水艦である白鯨との共同作戦で「霧の艦隊」戦艦キリシマと戦艦ハルナを撃破した巡航潜水艦イ401とクルーたちは、オーバーホールのために母港である硫黄島のドックへと向かう途中、突如現れた潜水艦U-2501から雷撃を受ける。その一発から、艦長の千早群像はU-2501が人間により運用されている霧の潜水艦だということを見抜く。
 一方、コアとメンタルモデルだけを脱出させることに成功したキリシマとハルナは、横須賀港で刑部蒔絵という少女と出会う。その幼い少女は、デザインチャイルドと呼ばれ、人類によって生み出された人間だった。

 徹底的に核心に至る情報を出さない構成になっていて、一見すると、人間が操る潜水艦と謎の艦隊の対決しか見どころがないように思えるが、意味不明に見えながらも徐々に開示されていく情報は、物語の核心につながっているともいえる。

蒼き鋼のアルペジオ 03

弱者の一矢
評価:☆☆☆☆★
 艦長の千早群像、副長の織部僧、火器管制担当の橿原杏平、ソナー・センサー担当の八月一日静、機関・技術担当の四月一日いおりらがイ401から引き離されている間に襲来した霧の艦隊の戦艦キリシマとハルナに相対したのは、駒城大作が艦長を務める巨大潜水艦白鯨だった。
 白鯨に乗艦した響真瑠璃のサポートの下、白鯨はイ401と即興での連携プレイを実現させ、圧倒的に有利なキリシマとハルナに挑む。

 そして日本国統制軍軍務省次官補の上陰龍二郎の作戦は、新たな段階に進むのだった。

蒼き鋼のアルペジオ 02

大戦力襲来
評価:☆☆☆☆★
 霧の艦隊の重巡洋艦タカオを撤退させ、何とか横須賀に入渠したイ401は、緊急のオーバーホールを受ける。元ソナーの響真瑠璃と再会したのち、日本国統制軍軍務省次官補の上陰龍二郎と海軍戦術技術局長の浦上中将に面会した艦長の千早群像は、霧の艦隊に対する新兵器のプロトタイプである振動弾頭の威力を紹介される。
 一方、それぞれの時間を過ごすクルーの前に、元陸軍の議員である北良寛が差し向けた迎えが現れる。強制的に招集されたクルーと艦長に対し、北良寛が出す提案とは?

 そして霧の艦隊でも新たな動きが見られていた。コンゴウの前に現れた総旗艦ヤマトは、イ401が示した霧の艦隊の可能性を模索する作戦を提示するのだった。

蒼き鋼のアルペジオ 01

海洋上のSF戦闘
評価:☆☆☆☆★
 2038年、突如、世界の海に現れた正体不明の艦隊である“霧の艦隊”は、世界各国の海軍を殲滅してしまい、各国は海路で分断されてしまう。
 そんな霧の艦隊に人類が唯一対抗できる艦艇が、イ401だ。メンタルモデルと称されるイオナを擁し、艦長の千早群像、副長の織部僧、火器管制担当の橿原杏平、ソナー・センサー担当の八月一日静、機関・技術担当の四月一日いおりと、元学生たちによって運用がなされている。

 そんな彼らの許に、日本国統制軍軍務省次官補の上陰龍二郎が訪れ、霧の艦隊激派のための秘密兵器輸送のため、横須賀まで来て欲しいという。だが、名護屋沖には霧の艦隊の重巡洋艦タカオが哨戒を行っていた。

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