岩本ナオ作品の書評/レビュー

町でうわさの天狗の子 (12)

百年越しの思い
評価:☆☆☆☆★
 タケルの先祖が残した鬼の面が暴れだし、仲間を守るために秋姫は本来の力を使い、狐の姿になってしまう。そして満月の晩、ついに秋姫は天狗道を開いてしまうのだった。
 シリーズ最終巻。

町でうわさの天狗の子 (11)

鬼の一族
評価:☆☆☆☆★
 奈良へとやってきた秋姫たちは、鬼の一族の襲撃を受ける。彼らの目的は、タケルの力だった。

町でうわさの天狗の子 (10)

大きくなる力
評価:☆☆☆☆★
 奈良への修学旅行を目前に控え、秋姫は自分の中の天狗の力が抑えきれないほど大きくなって来たのを感じていた。そして彼女の力の正体が明らかになる。

町でうわさの天狗の子 (9)

二度目の学園祭
評価:☆☆☆☆★
 ようやく秋姫は、自分の瞬に対する思いを自覚した。そして夏休みは終わり、学園祭が始まる。

町でうわさの天狗の子 (8)

鬼の気配
評価:☆☆☆☆★
 高校二年の学園祭に向け、準備が始まりだす。今年は秋姫もダンスを踊ることになる。そのパートナーは瞬だ。そんな日常の中、彼女の周りで鬼の気配が感じられるようになる。

町でうわさの天狗の子 (7)

誰に?誰から?
評価:☆☆☆☆★
 バレンタインデーに向け手作りチョコをみんなと作る秋姫だったが、誰にチョコを渡すのかはまだ決めていない。彼女は誰にチョコを渡すのか?そして瞬は誰からチョコをもらうのか?

町でうわさの天狗の子 (6)

婚約者の登場
評価:☆☆☆☆★
 瞬も康徳坊も不在の緑峰町に、石槌山五郎坊栄介と梟の眷属神福山がやってきて、秋姫を婚約者として連れて行こうとする。三郎坊らによってそれは阻止されるが、事態を軽く考える秋姫は、彼の地元で初詣に行く約束をしてしまうのだった。

町でうわさの天狗の子 (5)

初めての遠距離
評価:☆☆☆☆★
 瞬が鞍馬山に一時修業に行くことになった。しかし、鞍馬山僧正坊に気に入られた瞬は、他の弟子たちを差し置いて、出雲に御供することになってしまう。このまま瞬は帰ってこないのか。

町でうわさの天狗の子 (4)

女子と男子
評価:☆☆☆☆★
 タケルから別れを切り出された秋姫は、悲しみに暮れてしまう。女子たちは秋姫に同情し、タケルは男子たちとしか集まれなくなってしまうのだった。

町でうわさの天狗の子 (3)

海での出来事
評価:☆☆☆☆★
 みんなで出かけた海では、タケルの作った砂城が海の妖に魅入られて、ちょっとした騒動が起きてしまう。そして、生徒会長の毛利紫に恋する松中緑は、生徒会書記の選挙に出馬することになるのだが…。

町でうわさの天狗の子 (2)

初めてのデート?
評価:☆☆☆☆★
 タケルに告白し付き合うことになった秋姫だったが、ラブラブデートとはいかず、お山のイベントである修験道の先達として参加しなければならなくなってしまう。
 そんな大イベントの手伝いに、鞍馬山三十八郎坊紅葉である烏丸紅葉がやってきて…。

町でうわさの天狗の子 (1)

天狗の娘の恋
評価:☆☆☆☆★
 刑部秋姫は、緑峰山の天狗である康徳坊と人間の間に生まれた娘だ。緑峰山太郎坊秋姫というのが天狗としての名前であり、見た目は普通の少女ながら、天狗の怪力と法力の素質も受け継いでいる。
 そんな彼女が隣町の高校に入学することになり、天狗としての修業をほとんどしていない秋姫を守るため、幼馴染の榎本瞬も同じ高校に入学することになった。彼は秋姫の乳兄弟でもあり、緑峰山次郎坊瞬として、烏天狗を目指して日夜修業中なのだ。

 そんな秋姫が夢中なのが、同じ中学校出身の神谷武だ。彼は妖を惹きつける力を持っていて…。

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