柴田ヨクサル作品の書評/レビュー
ハチワンダイバー (11)
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ワチワンと右角の丸裸での斬り合いがついに終局。その激しさは盤外でも表現されるほどのものに。
そして、アキバの受け師たちも地下の決戦場へ到着。地下の真剣師たちを相手に、驚異の勝負が始まる!
ハチワンダイバー (10)
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鬼将会の地下賭博場に何も分からないまま放り込まれた菅田は、気付くといつの間にか身ぐるみを剥がれてしまっていた。ここから抜け出すには100万円が必要と知り、所持金100円から親権を挑み、倍々に勝ち金を賭けていく。同じ頃、秋葉原では、メイドさんたちによる将棋大会が開催されていた。
次々と真剣師に挑み、彼らを一蹴していくハチワンダイバーの雄姿を見るべし。あと、受け師さんは恐ろしい人です…
ハチワンダイバー (9)
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鬼将会登場と思ったら、何故か菅田が拉致されてしまった。おかげで秋葉の受け師さんとも離れ離れ。また会える日はいつ?
将棋好き云々以上に、大胆なコマ割りと何よりこの勢いをそのまま受け入れられるかで好悪が分かれる漫画だ。だが、おそらくは「月下の棋士」以来、将棋漫画では長く続いている連載だろう。
「ハチワンダイバー」と「月下の棋士」、それぞれ描き方は全然違うんだけれども、将棋の棋士という人種の特殊性に注目して描いている所は共通している。そう考えると、一般受けするためには、将棋以外の魅力を如何に出せるかが勝負のカギなのだろう。その意味で、ドラマ化もされた今、「ヒカルの碁」程ではないが、この作品も十分成功しているといえる。
ぜひ日本将棋連盟は、何かお礼をしてあげて下さい。
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