弐瓶勉作品の書評/レビュー
シドニアの騎士 (4)
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衛人の部隊編成を変更し、小シュガフ船との決戦体制を整えたシドニアは、ガウナに対決を挑む。その勝算の裏には、かつて落合が禁忌を犯して開発を試みた兵器の存在があった。
一方、落ちぶれつつある岐神は、起死回生の一手として、落合が残したといわれる禁忌の研究成果を手に入れようとする。それは希望の光となるのか、それとも新たな悲劇の序曲となるのか。
シドニアの騎士 (3)
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星白閑を模った包衣(エナ)を創り出したガウナと対峙し、そのエナを回収することに成功した長道。そのエナは、人間の様でもあり、やはり理解できない様な存在でもある。
そしてシドニア船内では、しばしの休息が与えられていた。
シドニアの歴史の一端がここに明らかになる。
シドニアの騎士 (2)
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ガウナ討伐隊の4人は全滅してしまい、貴重なカビザシも漂流してしまった。それを回収するため、長道の所属する隊は出動を命じられる。ところが、シドニア本体に向かっていたはずのガウナは何故か回収部隊に進路を変更してしまった。
襲撃を受ける長道たち。漂流する星白閑と谷風長道は何を思うか。
シドニアの騎士 (1)
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太陽系を奇居子(ガウナ)という存在に滅ぼされ、人類の一部は播種船に乗り、命からがら逃げ出した。それから千年、ガウナと人類の戦いは今も続いている。
そんな播種船のひとつシドニアに乗りながら記録の無い人間である谷風長道は、継衛というロボット兵器に乗り、シドニアを守るためにガウナと戦うことになる。ガウナに通用する武器は、わずか二十八本しかないカビザシという槍状の武器のみ。
一体なぜガウナは人類を襲うのか。シドニアに隠された秘密とは何か。謎がいっぱいの状況で物語は進行する。
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