萩原一至作品の書評/レビュー
BASTARD!!―暗黒の破壊神 (27)
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ようやくやってきた18巻の続編だ。アンスラサクスに胴体をぶっちぎられたはずのダーク・シュナイダーがいたのは地獄のコキュートス第三層トロメアだ。ただの魔法使いのはずのダーク・シュナイダーは、頭の中に響く「なのだ〜」の声に悩まされながらも、悪魔大元帥ポルノ・ディアノの下着をはぎ取り挑発する!
七人の悪魔王とサタンが見守る中、ダーク・シュナイダーの心臓に封印された「ユダの痛み」を奪うため、ダーク・シュナイダーと悪魔大元帥ポルノ・ディアノの第二ラウンドが開始される。…丸出しのまま。
ポルノとのバトルは主に、いかにして彼女をイかせるかという戦いになってしまっているのだが、その中で、熾天使ガブリエルの導きの下、魔法使いとしてではない、悪魔や天使と同レベルの戦い方をダークシュナイダーが身につけていく構成となってもいる。
もはやいかに美しい絵を描くかが目的化していて、ストーリーやら何やらは二の次にされている感はなくもない。
BASTARD!!―暗黒の破壊神 (26)
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長い、なが〜い、寄り道の末、最もあり得ないけれど可能な限りハッピーな場所に着地した。途中はメチャクチャだけれど、あんまりバッドエンドがない作品だからね。
次からは、空白の補間作業に入るらしいのだけれど、これも10年のオーダーを見込んだ方が良いのかな?1/3くらいは昔の読み切りが掲載されています。
BASTARD!!―暗黒の破壊神 (24)
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あまりにも久しぶりすぎて、物語が連続しているかも分からなくなってしまった。時代背景を受けてどんどん要素が取り込まれているので、若干方向性がよくわからなくなった感もある。果たしてどこに行き着くのだろうか?というか、完結するのか?
発売される限りは読むつもりですが。しかし、巻末の通販宣伝はどうだろうか…
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