長谷川光司作品の書評／レビュー
魔法少女リリカルなのはStrikerS (2)（都築真紀）
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TVアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」のエピソードを補完する短編集だ。高町なのは一等空尉たち機動六課のエピソードだけでなく、ジェイル・スカリエッティとナンバーズのエピソードも補完してくれる。
機動六課フォワード陣のエピソードで言えば、フェイト･テスタロッサ･ハラオウン執務官の被保護児童であるエリオ・モンディエル三等陸士とキャロ・ロ・ルシエ三等陸士が仲良くなっていく過程にスバル・ナカジマ二等陸士とティアナ･ランスター二等陸士が大きく影響していたことなどが面白い。そして、結局、キャロが頑張ったから仲良くなれたんだろうなあ、と思える。
魔法少女リリカルなのはStrikerS (1)（都築真紀）
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大きく分けて２つの作品群に分けられる。
ひとつは「魔法少女リリカルなのはA's」から「魔法少女リリカルなのはStrikerS」の間に起きた出来事を、キャラクターを中心に描いた作品群。高町なのは二等空尉、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官、八神はやて一等陸尉たちが初めてロスト・ロギア「リリック」に関わった時のエピソード。
個人的には鉄槌の騎士ヴィータがゲートボールに興じている１コマが面白い。あの形なら何でも良いのか？
もうひとつは、将来スターズ分隊に所属するスバル・ナカジマとティアナ・ランスターが陸士訓練校で訓練中のエピソード。初めはバラバラだった二人が、主にスバルの強引さによってコンビを形成していくまでの過程を描いている。
そしてここから、「魔法少女リリカルなのはStrikerS」の物語が始まったのだろう。
魔法少女リリカルなのはA's（都築真紀）
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TVアニメ「魔法少女リリカルなのは」のエピローグ２編、TVアニメ「魔法少女リリカルなのはA's」のプロローグ２編、エピローグ１編から成る短編集。
高町なのはが魔法を知ってからどれだけ努力をしていたかが分かるエピソードや、八神はやての騎士たちがどんな言い訳を用意してはやてに対していたか、管理局に正式入隊したなのはやフェイト、はやてがどんな道を歩みだしたかが描かれている。
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