内門大丈作品の書評/レビュー

認知症の人を理解したいと思ったとき読む本 正しい知識とやさしい寄り添い方

理想論に過ぎる
評価:☆☆☆☆★
副題に「寄り添い方」とあることから、介護者あるいは介護者予備軍が読むことを想定して書かれた本なのだと思うが、だとすると、被介護者には寄り添っているとしても、介護者にはほとんど寄り添っていない本だと思う。痴呆症を発症した人が起こす行動を、神のごとき慈愛をもって受容することを求める理想論にしか見えない。 これらが出来ないからといって、介護しているあなたは、自分がダメだなどと思う必要はない。

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