佐藤康夫作品の書評/レビュー

リスティング広告 プロの思考回路

小手先よりも本質
評価:☆☆☆☆★
 リスティング広告とは、検索エンジンに連動して表示される広告のことだ。効率的な出稿において最も重要な要素は、自社、競合、顧客であると本書は説く。この理由は以下の論理による。
 リスティング広告が効率的であるためには、大きく3段階を考慮する必要がある。まずは自社の商品にマッチしたキーワードが数多く検索されること。次に表示される広告が競合よりもユーザーの興味をひくこと。最後に誘導されたサイトがユーザーの興味にマッチしていることである。

 もっとも、この3段階全てに対して、自社に都合のよい展開を望むのは、あまりにも理想的に過ぎるかもしれない。そういった場合に、環境によって固定された要素を前提に、よりよい効果を生むために変動可能な要素は何なのかを見抜いて手を入れる思考方法が、小手先のテクニックよりも重要だと本書は説いているようだ。

ホーム
inserted by FC2 system