オランダ旅行記

項目 内容
正式名称 (首都) オランダ王国 (アムステルダム)
通貨単位 ユーロ(EUR) (1 ユーロ=128.50円、2009/03/31現在)
人口 (国土面積) 約1,600万人(2004年) (41,526ku)
GDP (ドル換算) 約0.8兆ドル(2007年)

 オランダの旅行記を年別に分類して掲載しています。

【2005年】


水の街、アムステルダム

ヨーロッパ旅行 第十五日(2005年5月5日木曜日)
 朝食のコーヒーにつくミルクがホットなのが心憎い。今日は、昨日もいた老紳士と、お子さん二人の家族と一緒になる。なぜか、お子さん二人には怖がられてしまったようです。東洋人は見慣れないのかな?
 北駅までの道すがら、親切な人が道を教えてくれた?り、駅前でTAXIに声をかけられたりする。駅に行くのに、駅前で声をかけられてもねぇ。行く方向を見て声をかけてください。途中、入社予定の会社の看板を発見。ここにもあったのか。
 アムステルダムまでの電車は非常に混む。座れたので問題は無かったが、荷物の置き場所に不自由する。できれば1等車に乗りたかったのだが、電車が来るまでは、それがどこに接続されているかについての情報が無かったので、仕方が無い。

 アムステルダムに到着。この街の道路は非常に独特な構造になっている。運河が十重二十重に、バウムクーヘンの皮のように流れていて、それに交わるように道路がつくられている。

運河

慣れれば分かりやすいのかもしれないが、慣れないと、ただでさえ役に立たない方向感覚が、ボロボロになる。

運河

アムステルダムの印象は、赤い街。なんか、建物がみんな、赤くありませんか。潮風対策なのかなぁ。あとは、自転車が多い街。歩行者の脇を、自転車がビュンビュン通り抜けていきます。人が集まらないほうを散歩するのは楽しいかもしれません。自転車に乗りたいなぁ。

運河

運河と並木道。水面が光を反射して、キラキラ光ります。これで青空だったら、言うことが無いのに。
 アムステルダムは少し寒い。これまでは邪魔扱いしていたジャンパーを、持って来て良かったと初めて思った一瞬です。YHに無事到着。ドームはカードキー、ロッカーも24時間監視、とセキュリティーには気を使っているようです。



 洗濯物がたまっているので、とりあえず洗濯。ランドリーがキッチンにあるとは、変な感じ。洗濯機の扉がなかなか閉まらず、レセプションの人にやってもらう。彼は、扉を、勢いをつけて力任せにたたきつけた。バチーン。そんなに無理やり閉めるんですか!はぁ。最近、ヨーロッパ人の感覚が分かってきた気がする。自分自身には気を使うが、道具には無頓着。使えれば良い。洗濯待ちをしている間に切手を買ってこようと思う。外に出るが、郵便局が見つからず。宿の玄関のF.A.Q.を読むと、レセプションで切手が帰ると書いてある。なんと。

 街中を散歩。洗濯をしたから時間もあまりないし、だんだん疲れてきたので、展示の中にまで入る気力はわきません。ダメダメ観光客だ。それでも、見るところは見て来たい。まずは、ダム広場。アムステルダムの中心です。ここにはスーパーもあって便利です。スーパーをのぞいてみると、電子レンジで調理ができるインスタント食品などか売られていました。また、近くには食べ放題の中華料理屋さんもありました。
 そして、ダム広場に面してそびえ立つ、かつての王宮。

王宮

この広場は、アムステルダムの道路の起点になっているので、これから何度も来ることになりました。
 確かに、人通りのある通りには、パリで会った人が言っていたような店がたくさん並んでいます。しかも、堂々と。なるほど。他には、少しピリ辛のフライのみを売る、ファーストフードの店がたくさんありました。

アンネ・フランクの隠れ家

 そして、アムステルダムといえば、アンネ・フランクの隠れ家。

ファーストフード

中を一目見ようと、たくさんの観光客が行列をつくっていました。僕は、外側を見ただけで満足です。何せ、「アンネの日記」も読んだことが無い人間ですので。
 がんばって歩いて、ミュージアム広場へ。ここには、ゴッホ美術館など、多数の美術館が集まっている。本当は中に入ってみたいのだが、もうすぐ閉館。時間が無い。近くの広場では、コンサートのようなものが催されている。

ミュージアム広場

すさまじき爆音。この広場を抜けたところには、コンセルトヘボゥがある。

コンセルトヘボゥ

ロイヤル・コンセルト・ヘボゥの本拠地。この中に入って、演奏を聴いてみたいなあ。いつか機会をつくれればよいけれど。  しかし、ここ数日はまったく天気に恵まれていない。夏は晴ればかりと聞くヨーロッパの天候も、いまだ不安定なようだ。もう少し時間があれば、色々と回れただろうに。いかんせん、洗濯に時間がかかりすぎた。
 宿に帰って、レセプションの前の椅子で、家計簿を書く。トイレに入りたくなったので行くと、そこで面白いものを見つけた。

面白いもの

男女共用ドミトリーのある宿にこんなものを設置して、何をして欲しいんですかね…。
 スーパーで買ってきた電子レンジ調理用の食品を、なべで温める。キャベツとジャガイモのペーストみたいなものに、ソーセージが1本ついている。サラダとビールを1本つけて。ここのキッチンは電子レンジが無いし、第一食べるところが無い。どこかのおじさんに、どこで食べるか知ってるか、と聞かれるが、こっちが聞きたい。
 ご飯を食べていたら、黒人の人にからまれる。お前の両親は金持ちかって。ぜーんぜん、そんなことはありませんよ。日本人だからといって、金持ちとは限りません。
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