京都

【2003年】


日本 京都
第一回 京都へ出発(2003年12月24日水曜日)
 この日から3日間、K大学で行われる研究会に参加するため、京都に向かった。交通費は、この年からつくようになった某資金源から、日当として支払われている。失敗は、「前乗り」にしておかなかったこと。
 申請をしたときは、前日から乗り込むなんて時間の無駄だ、と思った。だが、当日の午前10時から開始される研究会に出席するためには、始発の新幹線に乗ってギリギリ間に合う、といったところ。無茶である。この頃は、わずかに寝ている時間以外は、研究に追い立てられる生活をしていた気がする。しかし、わずか数時間早く出れば、余裕で研究会に間に合うのである。時間が無いと、何をあせっていたのだろうか…。あせったところで、大した成果を出すこともできなかったのに…。
 まあ、そんなわけで、始発の新幹線に乗るべく、午前4時過ぎに目を覚ましたボク。なぜそんなものをつくろうと思ったのか思い出せないけれど、冷蔵庫にあった野菜やらお肉やらで、トン汁もどきを作って食べた。凍った肉がなかなか解けなくて(豚バラブロックだった!)、とても苦労した記憶があるけれど、味はまあまあだった。

 最寄り駅の始発に乗って、品川駅へ。当時は、新幹線が止まるようになって(ボクの感覚時間で)それほどた経っていなかったので、ここから乗ってみたかったのだ。あまり使われていないとも聞いていたし…。しかし、使われない理由を考える暇は無かった。
 品川駅に着いてみると、新幹線のホームはシャッターで封鎖されている。あれ?窓口には駅員もいない。荷物を抱えつつ辺りを見回すと、新幹線の時刻表があった。頭から順番に見ていく。まず、始発が午前6時過ぎにならないと無い、と言う事実に驚く。事前に調べておけよ、それくらい、と言う話だが、前日まで、発表用のポスター(トラペ形式)を作成するのに追われ、そんな暇も無かったのだ。本当は観光情報も調べておきたかったのに、その暇もなし。行き当たりばったり、でたとこ任せの出発だったので、時間さえ知らない始末。
 次に驚いたのが、品川駅には始発が止まらないということ。停まるのは、午前7時過ぎの便のみ。…意味ねぇじゃん!何のために早起きしたのか全く分からない。やはり素直に東京駅に行っておくべきだったのか、と思う。実は、品川の方が京都に近いので少しは料金が安いのではないか?と言う期待もあったのだが、23区内なので全く変わらないことに気づいたのは購入後。そして始発に乗れないという事実。踏んだり蹴ったり、ってやつだ。
 これから東京に向かうのは、間に合わない可能性もあるし、敗北した気分になるので、意地で待機することにする。シャッター前で開くのを待ち、他のホームに行く人々に奇異の目でみられながら、特急券を購入してホームで新幹線が来るのを待つ。手には、売店で買ったサンデーやマガジンがある。ああ、売店が新しくて綺麗だったのはよかったなぁ。



 乗車券を学割で買える、と喜んでいた26歳の冬。日付を見て、すでに突っ込みを入れた人もいるでしょうが、クリスマスイブなのですよ、今日は。こんな日に研究費をセッティングしたオーガナイザーも問題ではあるのだが、そんなところに参加する人間が300人くらい。ほとんどが独身の男。他にやることはないのか、と言うのが、その事実を知った皆の心の叫びだったことはいうまでもない。…やることが無いんだから、仕方ないでしょ!

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第二回 北野天満宮(2003年12月24日水曜日)
 紆余曲折を経ながらも、何とか着いた京都。無事に研究会初日も終わり、荷物を抱えたまま、ホテルにチェックインもせずに向かう先は、北野天満宮。学問の神、菅原道真公を奉る社です。「東風(こち)吹かば匂いおこせよ梅の花、あるじなしとて咲くのわするな」…いまは春でもないし、あるじもいないから、咲いていなくても別に寂しくはないのですよ、ボクの人生は…。
 そんな自虐的な問題はさておいて、今回この場所に来たのにはわけがあります。翌1月にはわが弟が社会福祉士の国家試験を受験するので、そのためのお守りを授かりに来たのです。なかなか良い話じゃないですか。自分で行ってちゃ世話ないし、人の金で来ておいて威張れることでもないですけどね。
 翌日は天神際なので、すでに午後5時に近い今では、明日の準備のためか、屋台の準備がなされています。



荷物を抱えたまま、参道を一人、トボトボ。暮れ往く陽がもの悲しい。



門をくぐり、中へ。



札所でお守りと絵馬を授かり、願いを記します。筆を使うのは久しぶりだから、難しいな。これを納めて、完了。証拠写真も撮っておきました。これはですね、成功を金で買ったわけではないですよ。信者にその威光を形として授けてくれた神に対し、その信仰を表すために、信者の世界で価値あると考えられているお金を喜捨しているのに過ぎないわけです。ちなみにボクは、基本的には無神論者です。(後日談として、弟は無事に合格しました。)
 来たついでに隅々までも。



社殿はかなり新しい。使い古された言葉だけれど、宗教より儲かる商売はない、というのは一面の真実を表しているな。

 帰りに寄り道をして、「千本中立売」というところでバスを降りる。



なぜここで降りたかは、分かる人にはわかるでしょう。家々の間に小道が多く、走り回って遊んだら楽しいだろうなぁ、という感想を抱いた。…この歳でそれをやったら、不審者としてしょっ引かれるだろうけど。そういう街並みも写真に収めたかったのだけれど、人のうちを勝手に撮ってよいか少し迷ったので、撮らない事にしました。
 近くの文房具屋さんで、黒い手袋を買いました。手袋がなかったので。

 これらを撮ったデジカメ、「Dimarge Xt」は、僕が初めて持ったデジカメ。数週間前に、今回の旅のために購入したのです。その少し前に「Let's Note W2-B」を購入した(授業料が免除された分のお金を充てた)ので、同系のシルバーが欲しかったのだけれど、買えたのはブラックでした。だって安かったんだもん!渋いから良いけどね。携帯電話を契約したのは、この前の年の誕生日。無料のやつなので、カメラなどついていないから、デジカメの手軽さなど全く知りませんでした。

 追記:デジカメについて付記しておくと、128MBのSDメモリーがおまけでつくというふれこみだったのに、学校に戻って開けると、中には何も入っていない。電話してお店に聞けば、自分で取りに来い!との事。電車代が余分にかかって、すごく損をした気分になりました。店員の態度も悪かったし、安いから良いというわけではないということと、商品はその場で確認しよう、というのが、これから得られた教訓。

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第三回 祇園八坂神社(2003年12月24日水曜日)
 ここ数年、京都に行くときに泊まる宿は決まっている。京都トラベラーズ・イン。平安神宮や京都美術館に程近い、仁王院通り沿いにある。かつて、初めに来たときには道に迷ってしまい、通りがかりのお姉さんに道を尋ねたものだ。夜暗い中、人通りも少ないのに、交番までの道を親切に教えてくれたお姉さんには感謝している。このときは、K大学からの帰り道にも迷い、難儀したものだ。皆さん、夜道で女の人に道を尋ねるときには、遠くから声をかけたほうが良いと思いますよ。



 そんな場所にあるこのビジネスホテル、エレベーターはないけれど、周りは静かだし、小さいながらも大浴場があり、しかもほとんど使われていないので、のんびりできて最高である。以前は近くにコンビニがなくて難儀したが、いまは近くにそれもできて、とても便利になりました。何より、1泊3990円(素泊まり)なのが嬉しい。唯一の不満は、布団が小さいこと。普通サイズなんだけど、ボクには小さいのですよ。

 仁王院通りを進み、東大路通りを下ると、七不思議で有名な知恩院、さらに行くと、祇園につく。バスの1日券を持っていれば、それに乗っても良いし、歩いても30分くらいなので、大した距離でもない。お酒を買いに行くついでに、そちらの方へ向かってみることにしました。



祇園といえば、有名な花街。川べりにある小道沿いにあるお店は、一見さんお断りの高級感を漂わせています。…写真はピンボケですけれどね。

 一般的に、祇園といって思い出す通りの交差点には、八坂神社があります。以前に来たときには、祇園祭の最中だったせいか、ヤマタノオロチ退治の奉納の舞が行われていて、すごい人だかりでしたが、今日はひっそりとしたものです。



それでも、ライトアップがなされていて、全体的に朱色の印象が強い八坂神社を明るく照らし出しています。



誰もいない敷地をそっと歩いていった大人の二人。これからどこに行くのでしょうか…。

 そんな二人を見送ったボクは、一人誰もいない部屋に帰り、途中で買ったビールを飲みながら、眠りにつくのでした。
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第四回 慈照寺銀閣(2003年12月25日木曜日)
 きーぃよーしー、こーのよーる。本日は聖誕祭です。それなのに本日のメインイベントは、どこかのおっちゃんの物理の話を聞くことなのかと思うと、少し悲しくなってきます。

 K大学から北白川通りを突っ切って東に行くと、東山慈照寺があります。俗に言う、銀閣寺です。早朝、発表が始まる前に、ちょっと見学に行ってみることにしました。



かすかにモヤがかかっています。さすがに早朝だけあってほとんど人もいません、と書こうと思ったら、年配のサラリーマン風のおじ様が一人。出張でしょうか。こんな光景を見ていると、ただでさえしんみりとした雰囲気が、さらにしんみりと感じられます。



内部もまだ剪定中です。
 以前夏にここに来たときには、駐車場番をおじいさんがやってらっしゃいました。厳しい日差しの中、ペットボトルを首から提げて仕事をされている姿が印象的でした。今でも元気に働いておられるのでしょうか。

 ちょうど開門されたばかりの時間。にもかかわらず、幾組かの観光客がいます。



女の子二人組、護摩木に何の願をかけようとしているのかな?



やはりなんといっても銀閣でしょ、ということで接近。



しぶいっす。それだけに、裏側に青いホースなどが出しっぱなしになっているのは、少し興ざめ。



山の上から見下ろせば、こんな感じ。京都の市街は別の世界の様でもあり、一体化している様でもある。



12月なのに、少し紅葉が残っています。
 何処へと続くか行くや山の道。



お仕事がんばってくださいね。



やはり最後は、銀閣の写真でしめます。



みんなも覚えましょう、銀閣寺の大切な苔。

 銀閣って、お金がなかったのかもしれないけれど、銀箔を張らなくて良かったと思いますよ?そんなの張っていたら、アルミホイルみたいで安っぽいか、黒ずんで汚らしくなっているかのどちらかだと思うもの。
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第五回 鹿苑寺金閣(2003年12月25日木曜日)
 鹿苑寺。京都北山に位置する寺院。言わずと知れた金閣寺です。ところで私はなぜこんなところにいるのでしょうか。まあ、人生にはそんな瞬間もありますよ、きっと…。

 バス停から歩いて山門へ。ここは観光客が多いので、車どおりも結構あり、道路を渡るときに危険です。何故か入口に警備員さんもいるし。



門のところで拝観料を払い(お札の形をしている)、先へと進みます。



鐘つき堂を過ぎると、そこには…。



でーん。



金閣がそびえたっております。池の周りには、観光客がいっぱい。良いスポットを確保するのは一苦労です。でも、結構よく撮れているでしょ?



裏側には船着場があるんですよ。緊急脱出ー!

 金閣寺は、金閣だけのところというわけではありません。



こんな池だってあるんですよ。右に見えるのは、蛇かなんかの塔だったと思う、確か。



まあ、明るすぎるようなきらいはありますけれどね、僕にとっては。



庵?クリスマスに京都ですか…。



幸せに続く道だと良いですね。…一応綺麗にまとめてみました。
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第六回 龍安寺(2003年12月25日木曜日)
 金閣寺から龍安寺までの道は歩いていくことが多い。…たとえ時間がなくても。性格的な問題なのかもしれないが、バスを待っている時間が例えようもなく無駄に思えるのだ。歩いても着けると知っているときはなおさら。でも、結局はバスを待ったほうが早いんですよね。

 冬でもこれだけ歩けば、結構体が温まる。立命館の脇を通り、龍安寺へ。



ここは京都に来ると必ず来てしまうところ。中学時代に刷り込みがなされたのかもしれない。



ここでもっとも有名なのが石庭。どこから見ても、必ず一つの岩は隠れてしまって、見えないらしい。



縁台?に座って、じっと庭を見る。ここに来る観光客は、日本人であれ、そうでなかれ、必ずそうしてじっとしている。普段はそんなことは絶対しないだろうに、面白いことだ。



裏庭には、小さな庭園がある。



ここの水受け?には、文字が彫ってある。真ん中の「口」を共通項として、「吾唯足るを知る」という文字が刻まれているのだ。格言の中にも風流を配する日本人のセンスなのだろうか。

 ここの見所は、石庭だけではない。外の庭園も、広くて綺麗なのだ。



なぜだか分からないが、この敷地内には、湯豆腐屋さんもある。そういった休憩所を横目で見ながら庭園へ。



結構大きな池の外周を回れるようになっているのです。



一ヶ月くらいに前に来ていたら、とても綺麗だったろうなぁ。
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第七回 仁和寺(2003年12月25日木曜日)
 龍安寺からさらに西に進むと仁和寺があります。ここは以前から行きたいと思っていたのだけれど、時間がなかったり、入口がどこか分からなかったりして、行くことができませんでした。近くまで行って満足?して帰ったなんて、まるで徒然草の「仁和寺にある法師」みたいだな。

 この話のせいもあって、僕の仁和寺に対するイメージはどこか間の抜けている、という感じだったのだが、本当は、歴史もあるし、立派なところのはず。楽しみです。



門をくぐって中へ。お寺の門って、下に一本、棒が横たわっていますよね。これは俗世と神域を分ける境なので、踏んじゃいけないらしいですよ。



うーん。五重塔が上手く撮れない…。



扉の中には何があるの?



カヤブキはふき替えているからか、かなり新しく見えます。実際、新しいのかな?



おお。これは建物が結構古そう。でも、緑の戸板はいただけないな。雰囲気を穢す。

 そういえば、この旅では、訪れたところでご朱印状をもらっていたんだった。いずれ機会があれば、それもアップしたいな。
 五重塔が上手く撮れないのは悲しいので、何枚か挑戦。



上手く取れないなら、いっそ、ということで、シルエットの五重塔。



アングルを変えて。やはり樹に隠されてしまうな。…この恥ずかしがりやさんが!

 実はこの敷地には、色々な寺社が入っているのではないだろうか。



これはかなりの風格を感じます。赤いのは元から?それとも腐敗防止のため?



閉ざされた入口。公開していないところも多いんだなぁ。



広い参道を通ると、ようやく目的地が見えてきた。



どうやらここが、仁和寺の中心点らしいです。



よく手入れされていて、とても見栄えが良い。



こんな枯山水もあるし、



こんな日本庭園もある。外国人の接待には、結構良いかも。



こんな屏風絵を見ることもできます。



これ、本物かなぁ?偽物でも、見分ける目はないからなぁ。



ここで暮らしたら、快適かなあ。観光客がいなければ、だけれど。



本当は、こちらが正面入口だったんだろうね。でっかい門です。さようなら。
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第八回 平安神宮(2003年12月26日)
 昨日の酒が残ることもなく、快適なお目覚め。冷たい空気を吸いたくて窓を開けると、向かい側に、別棟にある客室が見える。向こうのガラスは透明なので、中まで良く見える。…設計ミスじゃないのかな?幸い、向こうの部屋にお客はいないようだが、いたら気まずいよなぁ。
 朝食は頼まないとつかないので(ビジネスホテルなら当たり前か)、ちょっと散歩がてら、周りの様子を見てくることにする。

 以前にも書いたが、僕の京都の定宿は平安神宮のそばにある。



でかいけれど、大してありがたみのない(金属製)鳥居をくぐり、平安神宮へ。



朱色が目立つ建物だ。新しすぎて、どうなの?といつも思う。



日本の建物というより、中国の建物みたいですよね。時代的に、中国の影響が強いせいだろうか。
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第九回 永観堂(2003年12月26日木曜日)
 僕の泊まっている宿からは、南禅寺や永観堂にも歩いて行ける。



この当たりのお寺が好きなのは、地域の中に溶け込んでしまっているためだ。観光のためではなく、生きるためか何かのために必要だったという、必然性を感じられる。



永観堂は紅葉の名所でもあるが、同時に生きた寺でもある。ここを訪れると必ず、修行中の若い僧を目にすることができる。中学生くらいの人達が、早朝から掃除をしたり、修行をしているさまは、壮観だ。
 廊下は何故か、敷物がしいてある。



急勾配の階段を登っていくと、本堂に行き着く。



一生懸命登るからこそ、そこに立った価値は高い。



僕も、いずれは何がしかの境地に立てるだろうか、と思う、京都の朝。
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第十回 南禅寺(2003年12月26日木曜日)
 永観堂から南禅寺へと向かう。



道の真ん中に忽然と出現する山門を通り抜けて、境内へ。



ここの建物も、少し中国的なにおいがします。



イーゼルを置いてスケッチをする女の人の姿も見受けられました。



絶景かな、絶景かな。と石川五右衛門が言った真偽はともかくとして、一度くらいは上に登って見たいものですね。
 ここにはもう一つ見所があります。



メインストリートを外れて、階段を登って行くと橋の様なものが見えてきます。



風情のある橋だと思って、登ってみると…



実は水道橋でした。…どこから来て、どこへと流れ行くのか、なんてね。
 庭園の写真もあるんですけれど、位置関係は忘れてしまいました。



そこそこ良い感じなので、何枚か上げておきます。



今回は、こんなところで。



さよなら、さよなら。
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第十一回 清水寺(2003年12月26日木曜日)
 思い切って何か物事を行うとき、「清水の舞台から飛び降りる」という表現を使います。…ボクから見ると、清水の舞台まで行くことが、けっこう思い切った決断なんだけど。坂道が多く、登るのが大変です。途中にある駐車場を通り過ぎ、通りの両端に並ぶ土産物屋の攻勢を乗り切って、ようやく到着。



手前にある建物は新しすぎて風情がないけれど、歴史はあるはずですよね。年末になると、清水寺の管主?が、その年を表す一文字を書いたりする行事がずっと続いているはず。
 坂道を登りきったのに、階段をまた登らねばなりません。



途中、女の子2人組に写真を撮るように頼まれる。撮ってあげましたよ、2眼レフのカメラで、それぞれ。まあ、それだけなんですけどね。…何の発展性もなし、と。
 清水寺は、以外に女性の観光客が多かったりする。



おそらく、地主神社があるからなんだろうけれど。お寺も、イメージ戦略が大事です。



…でも、そういうところに男一人で来るのは、つらいものがあるんだよなぁ。

 清水の舞台に立つ。



ここからは、京都市内も一望できる。



…ホントに高いんだよ?ここから飛び降りたら、死んじゃうよ。勇気とか、そんなん関係ないよ!



紅葉の季節に来たら、どんな姿を見せてくれるのかな。

 反対側に、変な塔を発見!



とりあえず向かおう。



…行って見たら、ただのぼろい塔でした。気になったのは、立ち入り禁止の看板が立っているところに、外国人観光客が入っていこうとしていたこと。ちゃんと、KEEP OUTって書いてあるやんか!
 ここにも人が集まっています。



どれか一つを選んで飲むと、ご利益があるとか言う、音羽の滝?だっけ。知恵、長寿、恋愛。…どれも飲んだことないけどね、ボクは。だからきっとご利益もないのです。
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第十二回 知恩院(2003年12月26日木曜日)
 僕の宿と祇園を結ぶ中間点には、知恩院が存在します。



七不思議で有名な。何回か行ったけれど、きちんと七不思議を確認できたことはありません。…ちゃんと探したこともないけど。



門を潜り抜けても、タクシーなどが駆け抜ける普通の道路があります。



ようやく山門へ。

 中は意外に広く、様々な建物があります。



境内には建物が散在しており、目的地がどこかも良く分かりません。



石段を下ったり、



登ったり。…はて、このときは、ちゃんと中を拝観したんだっけかな?よく覚えてないや。
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第十三回 東本願寺(2003年12月26日)
 京都駅前にある東本願寺。



鳩がいっぱい。中に入って資料館なども見学するが、肝心の朱印所は見つからず。



…ざんねん、ざんねん。でも、やり残したことがあるからまた来る気になるのですよ。
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