2008年の科学に関するニュース紹介


 2008年の科学に関するマスコミなどによるニュースを紹介し、感じたことや考えたことを記事にして公開しています。

結構時間がかかりますね
「スペイン風邪」毒性の原因特定、新型インフル対策に活用も
 1918年に大流行したインフルエンザ「スペイン風邪」のウイルスが、強い毒性を持つのに関与した、たんぱく質を東京大医科学研究所の河岡義裕教授のチームが突き止めた。

 新型インフルエンザ対策にも役立つ成果で、米科学アカデミー紀要電子版に30日、掲載された。新型インフルエンザとして登場したスペイン風邪。ウイルスは肺など気道下部でも増殖し、肺炎などで世界で約5000万人が犠牲になった。この原因ウイルスと、型が同じの季節性のインフルエンザウイルス(Aソ連型)は、鼻やのどなど気道上部で増殖。その違いは謎だった。

 研究チームは、双方に共通する8種類のたんぱく質に着目。スペイン風邪ウイルスのたんぱく質の遺伝子を単独、あるいは複数組み合わせてAソ連型ウイルスに組み込み、実験動物のフェレットで影響を調べた。

 その結果、ウイルスの増殖に関係するポリメラーゼ複合体と呼ばれる酵素など四つのたんぱく質の遺伝子を組み込むと鼻と肺で増殖した。反対に、Aソ連型の四つの遺伝子をスペイン風邪ウイルスに組み込むと、鼻でしか増えなかった。
 90年も昔の病気の原因がやっと特定されるなんて、結構時間がかかるのね。これは技術的にできなかったのか、テーマ的に後回しにされたのかどちらなのだろう?
作成:01/05/2009 12:00:00
ネタじゃないよ
シャトルをおんぶして移送=ジャンボ機が米横断−NASA
【ワシントン10日時事】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「エンデバー」が10日、専用のジェット機上部に固定され、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地からフロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターに向かった。
 シャトルは国際宇宙ステーションの拡充作業終了後、11月30日に地球に帰還したが、フロリダ州の気象条件が悪かったため、エドワーズ空軍基地に着陸していた。
 シャトルの重量は約80トン。移送費用は約180万ドル(約1億6700万円)。途中給油を受け、米本土を横断する。

スペースシャトル
 はじめはどうせ合成写真だろうと思ったのだけれど、どうやら本当のよう。接続部はどうなっているのかな?その辺が知りたい。
作成:12/23/2008 00:00:00
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