ミレイ（蒲田、ベトナム料理）基本情報

ミレイ（蒲田、ベトナム料理）訪問記録

若い女性がいっぱいのお店

2012/08/29

評価：☆☆☆☆☆

　JR蒲田駅から線路沿いに北上していくと、人通りもまばらになり、ネオンもピンク色が多くなっていく。そんな場所をスルーしてさらに入って行ったビルの二階にあるのがこのベトナム料理店だ。
　席数は4人がけのテーブルが8つほどのお店なのだが、ほとんど常にお客さんでいっぱいとなっている。今日は20時半過ぎに電話をかけ、たまたま空いていたテーブルを確保してお店に向かった。

　20代の若い女性の客が多く、どのテーブルでも盛り上がっているため、雑踏にいるような喧騒のお店であり、ベトナムの街の活気までもを再現しているかのような状況と、ベトナムの街の路地にありそうな内装を備えた環境が、ぴったりとマッチしている。
　メニューはかなり豊富にあるのだが、今日は定番を攻めていくことにする。まずは、揚げ春巻きだ。




　揚げ春巻きが6本と、豊富な野菜、具体的にはチシャ、きゅうり、しその葉、香菜/シャンツァイ/パクチーが添えられており、人参と大根の細切りが入ったニョクマムにつけて食べる。熱々の海鮮系揚げ春巻きを大量の野菜で包んで食べると、さっぱりと食べられる。
　お次は青いパパイヤのサラダだ。




　青いパパイヤの細切りと、海老、豚肉、ナッツなどが合わせられており、さっぱりとした中にも芯があるお味となっている。

　そしてこちらは定番のバインセオ（ベトナム風お好み焼き）だ。




　生地をうすく焼いて野菜や海老、豚肉などを巻く。それを適宜切り分けて、やはり添えられた野菜で包み、ミョクマムをつけて食べるのだ。故に味付け的には揚げ春巻きと一緒なのだが、こちらは暖かい野菜を冷たい野菜で包んでいるような触感になっている。




　そして麺類へと移行。こちらは五目焼きフーティウという焼きそば風のものなのだが、麺はフォーと同じ米粉麺になっていて、もちもちとした食感をしている。これまでの料理はあっさり味にたれをつけて調整する料理だったが、こちらはしっかりと味がついていて趣に変化があり、ひときわ美味しく感じた。




　最後はベトナムと言えばフォー。牛肉スープは麺の汁としてではなくスープとして十分に美味しく、味噌だれやレモンなどで味に変化をつけることができる。あっさりとした中にもしっかりとした塩味が付いている一品だ。

2012/08/30 12:00:00