ふく西(みなとみらい、天ぷら)基本情報

項目 内容
名称 ふく西
ジャンル 天ぷら
主なメニュー 天ぷら
住所
電話番号
地図

飲食店の一覧

ふく西(みなとみらい、天ぷら)訪問記録

2012/09/24 Mon
評価:☆☆☆☆★
 みなとみらいグランドセントラルタワーの2階に入ったこちらは、ここに移転する前にミシュランで星を取ったという天ぷら屋さんだ。
 ランチでの来店なのだが、こちらにはメニューが3種類ある。匠、禅、ビジネスランチだ。匠はカウンターで供される天ぷらのコース。禅はテーブルで供される御膳など。ビジネスランチはかき揚げ天丼、天ぷらそばなど、ビジネス客向けに価格を抑えたメニューとなっている。

天ぷら


 ビジネス客としてはビジネスランチのかき揚げ天丼を注文。カウンターや窓際はお高いメニューを注文する人向けなので、真ん中あたりの席に通されます。
 やはり、ビジネス客的には1,200円からの値段設定は厳しめらしく、20数席ある店内には4人の客しか見当たりません。カウンターには若い職人の人と、フロアを仕切る女性の人で切り盛りします。

 やってきたかき揚げ天丼は、茄子と玉葱、干し海老と貝柱という小ぶりのかき揚げがふたつとししとう1本が乗ったもの。それに、しじみの赤だしと香の物(きゅうり糠漬け、大根しば漬け、昆布佃煮)が添えられます。
 他のメニューの値段から考えて期待し過ぎるのは間違いなわけだが、大満足というには少し憚られる。かき揚げは若干揚げ過ぎな感じがするし、揚げたて熱々という感じでもない。タレでびっしょりになっていて、天ぷらのサクサク感もない。値段に比して魅力が小さく、お客さんが入らないのも仕方がないかなという感じだ。

 そもそも、高級店が手ごろな値段のランチメニューを提供するという考え方自体、もしかすると間違っているのかもしれない。だって、値段が高いメニューを頼んだ客とあからさまに区別されたら、理性は納得しても感情では納得できないじゃない?

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