漂う書庫のヴェルテ・テラ 断罪星導師 (5)
- 五賢七書を巡る最後の決戦
- 評価:☆☆☆☆★
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聖堂と結んだ隣国アルガンディアの奇襲により王城を追われたブルガトリア女王アンジェリナは、リシェルと共に地下道を使って脱出するのだが、天使により命を狙われるピンチに陥る。しかも国軍は、倍の敵に攻められている状況だ。そんな彼女たちの危機を救うために現れるのは…。
聖堂の枢機卿内部でも対立が起き始める。神を降臨させようとするレシティートと、降臨した神を倒したいパラゼンダル、そして神を降臨させたくないシェルフの間に、万巻の書レジィナが割って入る。
そしてついに登場するジグウォルの師匠と、彼女が語る星導の本質は、彼らを過酷な戦いへと駆り立てていく。
五賢七書を巡る戦いは最終巻へと至る。戦いの面においてはおおよそ決着がついたけれど、ジグウォルを巡る争いは全く落ち着く気配が見えない。そのあたりをのんびり描けるチャンスがあれば良かったんだけどなあ。ちょっと残念。
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漂う書庫のヴェルテ・テラ (5) 断罪星導師(川口士)の書評/レビュー
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