ご主人様は山猫姫 (12) 帝国再興編(鷹見一幸)の書評/レビュー


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ご主人様は山猫姫 (12) 帝国再興編

宮廷での戦い
評価:☆☆☆☆☆
 シムールのエオル王の援護のおかげで沢樹延銘率いる南域反乱軍を崩壊させ、延喜帝国の長嶺帝を奉じて帝都へ帰還することが叶うようになった北域王の泉野晴凛と皇伏龍こと神流千斗は、かねての策通り、帝都に立てこもる菰野盛元をあぶり出す一手を打つ。
 晴れて北域王となり、筆頭執政官となった泉野晴凛と、軍務総監兼政務総監となった皇伏龍は、北域の成功体験を基に帝都を統治しようとするも、高級官僚たちの嫌がらせが続き、上手くいかない。その影には、帝都を蜘蛛のように絡め取って影響力を行使してきた定族、鵬儀天繕の姿があった。

 一方、未だ乱れる南域を平定するために近衛連隊長の泉野聡凛を派遣することになるのだが、その直前、月原弦斉が長嶺帝への謁見を求めてやってくる。

 最終巻の予定だったのだが、あと少し、後日談があるらしい。

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