バカとテストと召喚獣 (7)(井上堅二)の書評/レビュー


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バカとテストと召喚獣 (7)

没収品を賭けた野球大会
評価:☆☆☆☆★
 体育祭の一種目として開催される、召喚獣を使った教師との交流野球大会。勝利の暁に返還される、持ち物検査での没収品を取り戻すため気合が入るFクラスの面々。だが、いつもならあらゆる手を尽くして勝利をもぎ取ろうとするはずの雄二が若干精彩を欠いていて…というお話。

 今回は野球というルールの枠組みの中で行う勝負なので、たまに野球を全く知らない人のボケが入る以外には、いつもに比べて自由度が低いため、意外な展開は少ないかもしれない。野球大会がメインなので体育祭の競技もほとんど描かれず、本来ならそこで暗躍するはずのムッツリーニも、いつもよりはおとなしい感じがする。
 次は短編集らしいので、また色々な展開が見られるでしょう。あと今回は、試験問題の元ネタが結構本格的だった気がする。

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